少年少女向けSF冒険小説『タイム・ウォール』
以前ご紹介させていただきました「少年少女向けSF冒険小説『タイム・ウォール』」 は、WordファイルになっていればKindle本(電子書籍)にするのも容易であると知り、著者別名でKindle出版に挑みました。Wordファイルを読んでくれるKindle Previewerという無料ソフトが確認作業にとても役立ちました。
Kindle Unlimitedユーザーのかたは無料で読めます。
カスタマーレビューも歓迎です!
(次回作の参考にさせていただきます)
戦後70年約4割が「知らない」
記憶をいかに引き継ぐのか(東海大学新聞WEB版)
という記事を拝読したことをひとつのきっかけに、
少年少女向けSF冒険小説『タイム・ウォール』
の執筆が始まりました。
また、海外からもこんなニュースがありました。
ホロコーストは「作り話」 オランダ若者の4人に1人
日本経済新聞
その元のニュースがこちらにあります。
New Study Reveals Nearly One Quarter of Dutch Millennials and Gen Z Believe the Holocaust Was a Myth or Exaggerated
『タイム・ウォール』を読んでくださった若い方々が、
科学や技術の世界だけでなく、歴史にもっと関心を
向けてくれればと願っています。
資料紹介「少年少女 SF 小説全集の興亡」西尾 初紀(平成25年度児童文学連続講座講義録)
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8747104_po_H25.pdf?contentNo=1#page=95
も拝読しました。
>今と未来を生きる少年少女たちに SF の面白さを伝えようとする企画はもう途絶えてしまうのか…
この世界の存続のためにも、
歴史を学び未来を考えるきっかけとなるようなSFの価値は、
これまでになく増していると思います。
少年少女向けSF冒険小説『タイム・ウォール』
内容
世界大戦時代の専門家である歴史学者のアラン・スミスは、
コンピューターを使った予測により、初期のヒトラー暗殺が
もし成功していたら第二次世界大戦を防ぐことができたはずだ
という研究を発表した。
それに注目した電力会社の会長バネッサ・ペリシックは
アランの協力を得て、ヒトラー暗殺を成功に導き、
第二次世界大戦を防ぐというスケールの大きなテレビ番組
「タイム・ウォール」を企画する。
本物のような迫力を売り物にした番組はたちまち高視聴率を得るが、
一部の関係者には、その装置が本物であることが明かされる。
歴史学者のアラン・スミスは、重大な任務を遂行する旅に出る。
作戦は成功するのか?「少女の予言」とは?
※少年少女の心を持ち続ける大人のかたにもおすすめします。
もくじ
はじめに
テレビ番組
コンピューターの中の社会
歴史学者
グレートサンディ砂漠
電離層と重力波
実験
明かされた秘密
襲撃
トゥワログ村
守備隊
夜空
オソブラス村
レジスタンス
ベルリン
家具職人
ミュンヘン
救世主
ビュルガーブロイケラー
新たな過去へ
作者 あとがき
以上です。ここまでお読みいただきありがとうございました。