世の中の「不」があふれ出す今こそ、新事業を生み出すチャンス
挑戦を企む、あなたに届けるnoteです
初めまして。michinaru株式会社の菊池と申します。
何か新しいことを仕掛けたいと企んでいる”あなた”に届けようとnoteを始めることにしました。
ところで「ファーストペンギン」という言葉を聞いたことはありますか。
あの寒いところに生息するペンギンの話しですが、彼らは群れで生活する生き物なのに、不思議なことにリーダーがいないそうです。
力の関係で優劣は決まらず、決まった役割もなく、フラットな組織体系。
危機を感じた場合は、その危機を一番最初に察知したペンギンに、皆は従うのだそうです。
では、餌を取りに海にいく場合はどうするのか。
海には天敵がいっぱいいます。
その時は集団の中の勇敢な1頭がまずざぶんと飛び込み、その様子をみて、他のペンギンたちも次々と海に入るそうです。
こうした事象から、役割や立場で動くのではなく、「やってやろう」という気持ち一つで一歩踏み出す挑戦者のことを「ファーストペンギン」と呼ぶようになったそうです。
まさに、このnoteは組織に潜む「ファーストペンギン」に向けて届けたいと思っています。
ミチナル新規事業研究所とは
少しだけ私たちの紹介をさせてください。
michinaru株式会社(ミチナル)と申します。
「変化を起こす挑戦者を創る」をミッションに新規事業創出、採用支援やキャリア開発、リーダーシップ強化などを行っている会社です。
そしてこのnoteでは、新規事業に挑戦するファーストペンギンに知恵と勇気を与えるコンテンツをお届けすることを目的として、これから定期的にアップしていく予定です。
「フォロー」してくださると、泣いて喜びます。
今、なぜ新規事業なのか
コロナで先行きのみえない今、新しい事業やサービスを生み出すってすごくリスクありませんか?
とも言われます。
しかし私たちは全く逆だと思っています。
100年の一度の災厄と言われているコロナウィルスをきっかけとして様々なパラダイムシフトが起こっている今こそ、新事業創出のチャンスだと思っています。
実際に歴史を遡ると、世の中の景気が悪くなり、暗いムードが漂っているときに新事業やサービスがたくさん生まれています。
1990年代バブル崩壊後に、「楽天」は立ち上がり、やサイバーエージェントがインターネットでの広告事業を始めました。両社とも業界を代表する企業となるほどに成長しています。
リーマンショック後(2008年以降)、海外ではAirbnbやSlack、UBER、日本ではネット印刷のラクスルやクラウドソーシングのランサーズなどが創業しています。
でも、どうして景気が悪くなると、新たな事業やサービスが生まれるのでしょうか。
それはこれまでの世の中に隠れていた「不」が、不況をきっかけに表出してくるからだと考えます。
写真の氷山に例えて説明すると、氷山は表面に出ている何倍以上のもの大きな氷の塊が海に沈んでいると言います。
海から浮かんでいる部分が、私たちが直面している「不満」や「不足」「不便」だとしましょう。
景気が悪くなると、海面がぐっと下がり、表に出てくる氷山が大きくなることをイメージしてください。
今まで海に隠されていた「不」がたくさん表出してくる様子が分かりますでしょうか。
隠れたユーザーの「不」を解消したzoom
例えば、テレビ会議システムについて考えてみましょう。
コロナ前までは、企業同士での通信が多かったので、安定したネットワークの中でセキュリティ重視の高額なテレビ会議システムが支持されていました。
しかしコロナによって在宅ワークが推奨されるようになると、とたんにユーザー数を獲得したのはご存じzoomです。
通信網が弱い自宅でも安定的に音声と画像を届けることが出来き、価格も安価だったことが評判の理由です。
一方、大手のテレビ会議システムは、こうした環境に適応できておらずコミュニケーションが取りづらいと不評です。
zoomの創業者エリック・ヤンは10年近く前から音声と画像の質の向上こそテレビ会議システムの肝であると考え、利用者の持っていた隠れた「不」の解消に力を注いできました。
どんな不が表出したか想像してみよう
コロナウィルスで活動が制限される中で、皆さんのお仕事にはどんな「不」が表出し始めましたか?
皆さんのお客様からはどんな「不」が出始めているでしょうか?
「不便」「不安」「不満」「不快」に蓋をしないで、自分の周りにどんな「不」が創出してきたかを一度考えてみてください。
これまで見えなかった「不」が表出する今こそ、新たな事業を生み出すチャンスだと考えます。
「世の中の不を放置せず、自ら課題解決に向けて動き出す挑戦者を増やしていきたい。」
そんな想いでこれからも週1程度のペースで投稿していこうと思います。
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