お菓子界のインゴット・長崎カステラ
長崎ご出身の方から、本場のカステラをいただきました~‼
今回は現物があるので、絵ではなく写真をアップします。
カステラ大好き‼ 数年前、長崎へ旅行した時、ご当地メーカーさんのカステラをいろいろ買って、食べ比べしましたっけ……(その後の体重は、推して知るべし)。
私が一番好きなのは、福砂屋さんのカステラ。東京の百貨店でも販売されていますが、私の昔の上司曰く「長崎で売ってるものと、東京で売ってるもの、微妙に味が違うのよ……!」。
まさかと思い、長崎の福砂屋さんと東京の福砂屋さん、両方でカステラを買い、食べ比べしましたっけ。確かに、東京よりも長崎の方が黄色くて甘かった。コクがあるようにも感じました。※個人の見解です
いただいたのは、長崎市・福寿屋本舗さん(製造:雲仙市・和泉屋さん)の「切りおとし 長崎カステラ」。
日本人はなぜ「切りおとし」という言葉に弱いんでしょうね。そこはかとなく漂うお得感が、人々をひきつけるのでしょうか。
最初は気が付かなかったんですが……横に切れ目が入ってないんですよねー、このカステラ。自分で切らなきゃいけないかしら、と思いながら、開封の儀。
縦に切れていた―! というより、縦に細長い、まさに「切りおとし」が2本入っていたー! パッケージの文字の部分で、縦の切れ目が分からなかった―!
朝食代わりに2切れくらい食べようかな程度だったので、これにはびっくりしました。ようし、贅沢して1本まるっといっちゃいますか。
黄金色のしっとりふわふわボディ、健康的な褐色の焼き目、ステキです。
食べてみるとなるほど、この「ずーっと端っこが続く」カンジ、いいですね! カステラでもかまぼこでも羊羹でも、端っこのちょっと硬くなったところが好きなのです。
あまーいうまーいふわふわー。
底にはザラメもちらほら。じゃりじゃり感はハイグレードの証です‼
朝からなんて幸せなのでしょう。人はこれを「口福」と呼びます。
長崎出身のお友達、ありがとう。またいつでも待ってるよー!
「長崎カステラ」は全国観光特産士検定テキストにも掲載されています。
〝室町時代頃にポルトガルから伝わったといわれる長崎を代表するお菓子〟
(3級テキスト125ページ)
えええ‼ さらっと過ぎる解説! なにかもうちょっとあっても良くないですか‼(笑)
「たまごとお砂糖で作った、お菓子界のインゴット。宣教師さんありがとう」とかダメですか⁉
説明不要、全国区のお菓子、って解釈して良いのですよね、小塩先生。
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