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【自分に自信が持てない方へ】他人軸ではなく自分軸で生きる強さを持つには?
本記事のタイトルを見て「自分に当てはまるかも…」と思った方、ご覧いただき、ありがとうございます。
A.Tも自分に自信が中々持てずに生きてきた人間です。
ですが、とある人生の先輩からある考え方を教えていただいたことで、ほんの少し自信を持てるようになりました。
キーワードは「承認欲求」。
自信を持つことと一体どのような関係が…?と思われるかもしれません。
それが実は関係している…!とA.Tは思っています。
今回は、A.Tが経験したことを交えながらその時にどう感じたのか?その後、人生の先輩からの助言を通してどのように考えや行動が変化し、自信を持てるようになったのか?を書いていこうと思います。
そして、本記事をお読み終えたときに、少しでも読者の皆様の心境が変化するきっかけとなれば幸いです。
承認欲求について
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マズローの五段階欲求のピラミッドでいうと上から2番目に位置する承認欲求。
A.Tは高校の倫理の授業で習ったことを今でもなんとなく覚えています(笑)
この承認欲求は、人間誰しもが持つ欲求だと思いますが、その欲求の大小は人それぞれかと思います。
ある程度の承認欲求はあって然るべきだとA.Tは思っていて、それがあるからこそモチベーションに繋がり、良い作用をもたらすものと認識しています。
しかし、過度の承認欲求は自分自身を一番苦しめることになるのではないかと感じています。(時には他人を傷つけてしまうことにも…)
少しお話しが横道にズレるかもしれませんが…
アドラー心理学はご存じでしょうか?
A.Tが社会人2年目くらいの頃にアドラー心理学が流行りました。
※確か、民放ドラマがきっかけで世の中にちょっとしたムーブメントが起きました。当時はアドラー関連の本がたくさん書店に並びましたね。
ミーハーなA.Tは『アドラー心理学入門』という書籍を購入して読みました。
最近、それを思い出して本棚の中を探し…なんと見つかりました。
パラパラと流し読みしていると、とある一節がふと目に留まりました。
他の人からどう思われるかを気にすると非常に不自由な生き方を強いられることになります。
「他の人からどう思われるか」は、すなわち「他人からの評価を気にする」とニアイコールであると感じていて、それこそが承認欲求なのでは?と思いました。
いやいや、こじつけでしょう?無理矢理結び付けているでしょう?と思われた方がいらっしゃったら、先に謝っておきます。
あくまでも、A.Tの持論だと思ってお読みください。
他人からの評価を気にするということは、自分自身の評価を他人に委ねていることになります。
つまり、他人軸で生きているということ。
他人軸に全振りして依存してしまっていては、常に他人からどう思われているのか?どう評価されるのか?を気にし続けなければならなくなり、良い評価のときは嬉しい気持ちになりますが、悪い評価を受けたときに落ち込みますよね。
他人からの評価に一喜一憂する日々が続けば、疲弊するのも当然です。
この状況に陥っている方が実は多いのではないかと思っています。
しかも、この状況を作り出していること自体が無意識なので気が付いていない。
ちなみに、A.Tも昔から承認欲求が強い方だと思っていて、他人からの評価を気にし過ぎている状況であることを薄々は感じながらも、きちんと向き合わずに、どうしたら良いか分からない状態がずっと続いていました。
そのようなときに、とある人生の先輩からかけられた言葉が、自分の思考を変えるきっかけとなりました。
一体どのようなことだったのでしょうか?
自分で自分を評価する基準を作ること
昨年、A.Tはお仕事の中で自社主催セミナーを開催する機会が何度かありました。
初めての試みということもあり、とくに第1回目の開催のときは事前準備から当日の登壇まで一生懸命に取り組みました。
結果、参加者からは温かいお言葉をかけていただき、アンケートの結果も悪くないものでした。
弊社代表からも、まぁ頑張ったんじゃない?と。
※実際には、本番の様子を見ていない代表でしたが。…あ、笑い話ですw
しかし、A.Tの中では…あれもできていなかった、これもできていなかった、参加者からの質問に対して、納得のいく返答ができなかった…などなど。
次から次へと自分ができていなかったことばかりに気を取られて、落ち込んでしまいます。
…そもそも、成功の基準は何なのでしょうか?
セミナー開催なんかはとくにそうですが、成功したから終わり!なんてことはなく、毎回の開催の度に試行錯誤や工夫が必要で、それが永遠に続いていくものですよね。
というか、お仕事においては全てそれが言えるかと思います。
思い描くぼんやりとした成功している自分の姿を想像して、でも、それが何なのかも分からないので、そのぼんやりした成功は永遠に訪れることはないのです。
そのぼんやりした成功にたどり着かない限り、永遠に自分を卑下して落ち込むことになります。
精神衛生上よろしくないですよね。
そのような最中、A.Tのメンター的な立場である人生の先輩に、セミナー開催を通してなぜか自己嫌悪に陥っている状況に対してアドバイスをしてくださいました。
「そのセミナー自体がどのような状態になっていれば成功でゴールと言えるのか?自分なりの価値基準を事前にしっかり持っておくと良いよ」と。
そのゴールは、決して高くする必要はなく、自分なりに「ここまでできていれば今回はOK」という基準をいくつか作っておく。
そして、セミナー終了後に、自分が作ったゴールに対してどのくらい達成したのか?を客観的に評価する。
ゴール達成できたものについては、素直に自分を褒めてあげる。
また、次回はもう少し高くしたゴール設定をしてみたり、未達のものに関しては何%くらいの達成率なのか?残りの未達を達成に変えるにはどういうアプローチが必要なのか?
と、建設的な形で振り返ります。
実際に、2回目のセミナー開催のときには、自己評価の基準を作って当日臨みました。
そうすることで、精神的に自分を傷つけることなく、客観視して前向きに振り返ることができました。
もちろん、他人から良いことも悪いことも評価として出てくることは当然なことなのですが、自分の価値基準の中で自分をしっかり評価さえできていれば、他人からの評価は気にならなくなります。
自分は自分の評価、他人は他人の評価。
と、分離して受け止められるようになれば、こっちのものです。
最初は中々難しいと思うのですが、何度か実践していけば自然とその思考は身についていくかと思います。
自分のことは自分で褒める。
そして、少しずつ自分に自信が持てるようになるのでは?と思います。
他人に褒めてもらえる環境をいくつか作っておくこと
本記事の最初の方で「過度の承認欲求は自分自身を一番苦しめることになる」と書きましたが、承認欲求が満たされない環境にずっと身を置いていると(その環境というのは、職場が多いと思っています)その欲求はどんどん増していき、いざ承認されても「もっと!もっと!もっと!」とより欲張りになっていくものが人間の性であると思います。
その解決策の一つが、先述の「自分で自分を評価する基準を持つこと」なのだと思っていますが、さすがにそれだけでは足りないかもしれない…ですよね。
職場、つまりお仕事となると、承認や評価されることのハードルはどうしても高くなります。価値の提供に対して対価をいただいている立場である以上、仕方のないことだと思います。
承認や評価を職場だけに依存してしまうから、欲求不満になってしまうのでは…とA.Tは感じています。
どういうことかというと、自分自身のフィールドや居場所、環境をいくつか作っておくことが重要なのでは…と思っています。
家族、友達はもちろんだと思いますが、A.Tがオススメなのは、例えば趣味仲間や、社会人コミュニティなど。
職場以外の場所であれば、承認や評価とは違いますが、褒めてくれたり、同意してくれたり、共感してくれたり、、、が多くなると思うのです。
つまり、そういった環境で人と会話することで自己肯定感が上がるのです。
A.Tは、最近そのことに気がつきました。
例え、気分が落ち込む出来事があったとしても、自分を認めてくれる人がいる!自分が取り組んでいることについて褒めてくれる人がいる!会話が楽しいと言ってくれる!など、自分の存在が他の誰かのためになっているんだ!と再確認できる場になります。
自分のご機嫌は自分でとる。
もちろん、他人に褒めてもらう環境を作り出すのも自分自身の行動によって実現できるものです。
行動することによって人は変わります。
自己肯定感爆上がりな人生を歩みましょう!
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