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絵解き「お話」文章題 No.1 〜悪魔退治の宝石〜

新しいスタイルの算数文章題で、「絵解き『お話』文章題」をご紹介します。この文章題では、正解を出すことよりも「考えるプロセス」を大切にします。式や答えにとらわれすぎず、まずは自由に絵(図)を描いて考えてみましょう。図解する習慣が身につくことで、算数的な思考力は自然と育っていきます

「絵解き『お話』文章題」については下記の記事にてくわしく説明しています。

A〜J まで難易度別に分けています無学年生です。というのは、私の塾では、6年生でDレベルの問題、2年生で I レベルの問題を解かれるお子さんがいらっしゃいました。だから、学年で決めることができませんので、「これぐらいかな?」と思われる問題を解かれることによってしかレベルは決めることができないと思います。

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A−201
「ほお、これが悪魔をやっつけるという噂の宝石ですか」
宝石を売り買いする商売人ヨクバリアンが
あやしげな光を出している宝石をのぞきこんだ。
ピカリン島で作られている宝石だ。
丸い宝石は3個、四角い宝石は4個あった。
そこには、全部で何個の宝石があったのでしょう。

B−201
「ほお、これが悪魔をやっつけるという噂の宝石ですか」
宝石を売り買いする商売人のヨクバリアンが
あやしげな光を出している宝石をのぞきこんだ。
ピカリン島で作られている宝石だ。
丸い宝石は6個、四角い宝石は7個あった。
そこには、全部で何個の宝石があったのでしょう。

C−201
「ほお、これが悪魔をやっつけるという噂の宝石ですか」
宝石を売り買いする商売人のヨクバリアンが
あやしげな光を出している宝石をのぞきこんだ。
ピカリン島で作られている宝石だ。宝石の種類は、丸,四角の2種類。
丸い宝石は6個、四角い宝石は丸い宝石よりも2個多かった。
そこには、全部で何個の宝石があったのでしょう。

D−201
「ほお、これが悪魔をやっつけるという噂の宝石ですか」
宝石を売り買いする商売人のヨクバリアンが
あやしげな光を出している宝石をのぞきこんだ。
ピカリン島で作られている宝石だ。宝石の種類は、丸,四角の2種類。
宝石の数は、全部で10個。四角い宝石は丸い宝石よりも2個多かった。
そこには、四角い宝石は何個ありましたか。

E−201
「ほお、これが悪魔をやっつけるという噂の宝石ですか」
宝石商のヨクバリアンがあやしげな光を放っている宝石をのぞきこんだ。
ピカリン島で作られている宝石だ。宝石の種類は、丸,四角の2種類。
それぞれの宝石1個の値段は、丸い宝石が2ピカリ、四角い宝石が3ピカリです。
(ピカリは、ピカリン島で使われているお金の単位)
100ピカリを持っていたヨクバリアンは、宝石を全部で12個買いました。
丸い宝石の数は四角い宝石の数よりも2個多いということです。
さて、ヨクバリアンは何ピカリはらいましたか。

F−201
「ほお、これが悪魔を退治するという噂の宝石ですか」
宝石商のヨクバリアンがあやしげな光を放っている宝石をのぞきこんだ。
ピカリン島で作られている宝石だ。宝石の種類は、丸,四角の2種類。
それぞれの宝石1個の値段は、丸い宝石が4ピカリ、四角い宝石が5ピカリです。
(ピカリは、ピカリン島で使われているお金の単位)
100ピカリを持っていたヨクバリアンは、宝石を全部で15個買いました。
丸い宝石の数は四角い宝石の数よりも3個多いということです。
さて、宝石を買った後、ヨクバリアンの手元には何ピカリのお金が残りましたか。

G−201
「ほお、これが悪魔を退治するという噂の宝石ですか」
宝石商のヨクバリアンがあやしげな光を放っている宝石をのぞきこんだ。
ピカリン島で作られている宝石だ。宝石の種類は、丸,四角の2種類。
それぞれの宝石1個の値段は、丸い宝石が4ピカリ、四角い宝石が5ピカリです。
(ピカリは、ピカリン島で使われているお金の単位)
100ピカリを持っていたヨクバリアンは、宝石を全部で18個買いました。
丸い宝石は四角い宝石の数の2倍だということです。
さて、宝石を買った後、ヨクバリアンの手元には何ピカリのお金が残りましたか。

H−201
「ほお、これが悪魔を退治するという噂の宝石ですか」
宝石商のヨクバリアンがあやしげな光を放っている宝石をのぞきこんだ。
ピカリン島で作られている宝石だ。宝石の種類は、丸,四角,三角の3種類。
それぞれの宝石1個の値段は、丸い宝石が15ピカリ、
四角の宝石が20ピカリ、三角の宝石が25ピカリです。
(ピカリはピカリン島で使われているお金の単位で、1ピカリは160円です)
10万円を持っていたヨクバリアンは、宝石を全部で25個買いました。
丸い宝石の数は四角の宝石の数よりも1個多く、
四角の宝石の数は三角の宝石の数よりも3個多いです。
さて、宝石を買った後、ヨクバリアンの手元には何円のお金が残りましたか。

I−201
「ほお、これが悪魔を退治するという噂の宝石ですか」
宝石商のヨクバリアンがあやしげな光を放っている宝石をのぞきこんだ。
ピカリン島で作られている宝石だ。宝石の種類は、丸,四角,三角の3種類。
それぞれの宝石1個の値段は、丸い宝石が15ピカリ、
四角の宝石が20ピカリ、三角の宝石が25ピカリです。
(ピカリはピカリン島で使われているお金の単位で、1ピカリは160円です)
10万円を持っていたヨクバリアンは、宝石を全部で20個買いました。
丸い宝石の数は四角の宝石の数よりも1個多く、
四角の宝石の数は、三角の宝石の数の2倍よりも2個多いです。
さて、宝石を買った後、ヨクバリアンの手元には何円のお金が残りましたか。

J−201
「ほお、これが悪魔を退治するという噂の宝石ですか」
宝石商のヨクバリアンがあやしげな光を放っている宝石をのぞきこんだ。
ピカリン島で作られている宝石だ。宝石の種類は、丸,四角,三角の3種類。
それぞれの宝石1個の値段は、丸い宝石が15ピカリ、
四角の宝石が20ピカリ、三角の宝石が25ピカリです。
(ピカリはピカリン島で使われているお金の単位で、1ピカリは160円です)
20万円を持っていたヨクバリアンは、宝石を買いました。
その数の内訳として、丸い宝石の数は四角の宝石の数と同じで、
三角の宝石の数は丸い宝石の数の2倍よりも8個少ないです。
また、丸い宝石と四角の宝石を全部合わせた値段は89,600円でした。
さて、宝石を買った後、ヨクバリアンの手元には何円のお金が残りましたか。

<解答>
A−7個
B−13個
C−14個
D−6個
E−29ピカリ
F−34ピカリ
G−22ピカリ
H−23200円
I−40800円
J−14400円

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※ 次のPDFファイルにも同じ問題を載せています。
A4サイズの用紙にプリントアウトしたら問題を切り取り、
ノートに貼るなどしてお使いください。

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