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語源神話 「tooとtwoは双子だったのか?」

ふと思った。
tooとtwoは双子の兄弟でないかと。
綴り(スペル)が似ているし、発音は全く同じである。

もちろん姿・形がまったく同じではないので、
双子といっても二卵性双生児ということだが。。。

妄想してみた。
twoが先に産まれて、それが変化してtooが産まれたのではないかと。
twoは言うまでもなく数字の2、つまり「ふたつ」ということだ。
その「ふたつ」という遺伝子がtooに引き継がれ、
「〜も」「〜すぎる」の意味が生じたと考えることができるかもしれない。

まずは「〜も」。
たとえば、ある人がリンゴを食べる。
食べ終わった後、もうひとつのリンゴを指差し、
「それも」食べたいというような状況を想像する。
Aがひとつあり、ふたつめのAがあとから追加され、ふたつになる。
「〜も」という意味が生じてくる。

次に「〜すぎる」。
たとえば、hot「暑い」
これが2つになると、「暑い」「暑い」。
2つの「暑い」で意味が強調されて、
「暑すぎる」という意味になるのかなと。

つまり、tooにはtwoの意味が引き継がれていると
考えると説明がうまくいくのではないか。

とここまで、妄想してみたところで
本当にこの仮説?妄想?が合っているかどうかを
調べてみることにした。

このようなことは生成AIのchatgptに尋ねると便利だ。
瞬時のうちに教えてくれる。

chatgptのボックスに

「tooとtwoは発音が同じですが、それぞれの英単語の歴史から考えて関係ありますか」

と質問すると、さっそく答えてくれた。

「too」と「two」は発音が同じですが、歴史的には別々の語源を持つ単語で、直接的な関係はありません。
「too」
「too」は古英語の tō に由来し、元々は「非常に」「あまりにも」や「〜もまた」という意味で使われていました。この語はゲルマン語派にルーツを持ち、強調や追加を表す意味がありました。
「two」
「two」は古英語の twā に由来し、これは「2」を意味します。さらに遡ると、インド・ヨーロッパ祖語の dwóh₁(2)に由来しています。この単語は、数を表すための単語であり、現代英語の「two」や「twin」などにも影響を与えています。
発音が似ているのは、音韻変化の結果であり、歴史的な偶然の産物です。発音の一致は共通の語源によるものではなく、言語が変化する過程で偶然同じ音に近づいたためです。

したがって、「too」と「two」は関係がなく、単に発音が同じであるというだけです。

そうか。残念。関係なかったか😅
だが、それはそれでよしとしよう。

考えてみれば、
このような妄想をすることで
tooの「〜も」「〜すぎる」の意味を
いつのまにか覚えてしまっている
ということも考えられる。
あれこれ妄想することは
決して悪いことじゃないかもしれないぞ😉


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