華人女性ボスからのアドバイス
おはようございます。
初めてローカル企業に就職した時に印象深かった上司からのアドバイスのことを書きます。
それまで上司は全員日本人男性でした。良くも悪くも勝手知ったる日本人の中高年の世界です。今回は私にとって初めての外国人ボス。そして初の女性ボス。初の創業者ボス。そして初めての極小企業。
いわゆる「紹介」で就職したので、良い職場、良いボスと言うのは信頼できる人から人づてに聞いてはいました。
でも不安。同年代の女性。どう接すれば?
蓋を開けると、徐々に不安は拭い去られ、一言で言うとほぼ自由にやらせてくれる人でした。会社の仕組みは彼女が既に構築しているので、与えられた範囲ですが、羽を伸ばして働けてます。所謂指示というのが殆どありません。裁量の範囲は驚くほど広いです。こちらが何かやっておくと、thank you !だけです。拍子抜け。でも何をやってもお礼しか言われない。一度も叱られません。仕事に時間がかかってすみません!と謝った時には、no problem, we only can do our bestと言われました。最善を尽くせと釘を刺しているとも捉えられますよね。物は言いようです。でも、とにもかくにも、褒められお礼を言われ、そしてボス自身の安定した仕事ぶりを見ていると、私的には何故かだんだんとやる気が湧いてきたのです。
日本の普通の所謂大企業で働いていた時は、あらゆることにルールがありましたが、良くも悪くもルールがありません。
彼女から受けたアドバイスはいくつかあります。
一番大きいのは、仕事が追いつかないと焦っていた入社時に言われた、
心配するなリスクを見よ、
ですね。次は、
あの日本人には気をつけよw
これは別記事に書きました。大事。笑。
最後は、
通訳に困るときは単語でも良いから言葉を発して
でした。数少ないアドバイス。
まずい。ここに書いても意味が伝わらないですね。
思うにアドバイスは、求めている人にしか与えても意味がないんだと思います。その時々で、言われた言葉を自分なりに解釈して納得もできる。
リスクヘッジとは何度も日本でも聞いた言葉。でも切羽詰まった時に聞いて初めて心に響いた。要らぬ心配せずに一番困るやつからやっとけ、怒鳴る日本人見極めよう、そして完璧にわからない内容を通訳したがらない私を見かねて発せられた3つ目の言葉。
なんとも伝わりにくい私的内容でしたね。
尊敬できる上司の元で、尊重してもらって働けること、幸せですね。
日本人男性上司で、ここまで感動した上司、随分前に一人だけいましたね。いや、二人いた。紳士と呼べる上司達。これはまた書きますね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。