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風の時代の離婚と結婚

トイレの中というのは
無防備になっていて
文字通り余計なものを纏っていないので
意外と閃きをキャッチしたり
潜在意識にアクセスしやすいのだと
聞いたことがあります。


わたしが離婚を決意した、
そこまで一気にではないのですが
ふと気づいて、
それまでとは違う世界に
移ったのもトイレの中ででした。

女性の権利を守る団体のポスター。
それを見ていたら、ふと
「そうだ、今の自分って
全然自分らしくないじゃん」
と思ったのです。
自分らしいって何だ?
というところでしょうが、
その時感じたのは、
今の自分は、自分の好きなことを
全然やっていない
ということでした。
頑張りすぎてたというか、
相手の期待(を勝手に想像して)に
応えようとしすぎていたみたいです。


それまで離婚の「り」の字も
考えたことがなかったし、
むしろ夫婦喧嘩も
したことがないくらいだったのですが
その日から、
全く違った方へ向かい始め
結局は離婚することになりました。

元夫とふたりのホロスコープを見ると
お互い共通点もあり真逆でもあり
そして
お互いが向かう先が、
相手の出発点になっています。


出会って一緒にする学びがあって、
持ってきた何かを相手に手渡して、
そしてそれぞれの方向目指して
離れていくのが設定だったのでしょうか。


たびたびブログにも書いている
ミャンマー人のおじさんを始め、
今身でさまざまな占いやタイのお坊さんに
(40代で)離婚する
と言われてきたのですが、
自分が本当に離婚するとは
その時まで夢にも思っていませんでした。

49歳の時のことでした。
ギリギリ40代です。


自分は我慢強い方だというか、
比較的誰とでも上手く
付き合っていける方かと思っていたのです。
しかも、
パートナーにさほどの不満も
なかったのですから。

4人のうち3人は一緒に自宅出産
それで今は離婚してます、というと
がっかりされるかもしれません。

けれど、
主に子育て共同作業をするとか
何らかの学びを経験して
その後はそれぞれの道へ進んでゆく、
そういう関係だって間違いじゃない
と思っています。

これまでは、正直なところ
結婚生活ひとつも続けられなかった、
と自分自身が一番がっかりしていて
子どもたちに悲しい思いをさせてしまった、
と自分を責める気持ちも大きく、
なかなかポジティブには
捉えられずにいました。


簡単ではない離婚という選択、
それを選んで行動する勇気。
2人で問題を解決したり、ゆるしたり
一緒に乗り越えていく学び。
どちらもそれぞれ讃えられる
世の中になるといいな。
風の時代に
そうなっていくのが楽しみです。




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