見出し画像

頑張らない自宅出産

 その日のヨガは
「頑張らない」がテーマでした。
無理にグイグイ頑張ると、
筋肉が硬くなって
かえって柔軟性が失われるのだそうです。

 そういえば、出産の時も。
4人の子のうち3人を自宅で
家族だけで出産したのだけれど、
お産に際して
一番気をつけていたことは
これらだったかもしれません。

体の力を抜いて柔らかくなること。
重力に任せて降りてくる、
出てくるタイミングを待つこと。

陣痛の時、不安や緊張で体が強張ると
本来開くはずのところも
じゅうぶんには開かないし、
陣痛の痛みもより強く感じるらしいのです。

なので、安定期に入ったら
できるだけ体を使って日常を過ごし、
その上で妊婦ヨガやストレッチ、
瞑想や呼吸法などを取り入れながら
体の力を抜く練習をしていました。


柔軟性、といえば、
もう一つ気になっていたことがありました。
会陰のことです。

出典が不明なのですが、
確か、アフリカの方の
なんらかの事情で一人きりで赤ちゃんを
産んだ女性たちの統計だったと思います。

自分の手で、出てくる赤ちゃんの頭を
触りながら、つまり、
生まれてくる子と
コンタクトをとりながらゆっくり産んだ場合、
会陰が切れてしまった例はほぼない、
というものでした。

一人目の時は病院で、会陰の切開縫合を
してもらっていました。
産後はその傷が一番痛かったし、
今度は家で産むのですから
切開なしで産まなければ。
自宅出産を決めた後、一番心配だったのは
そのことだったかもしれません。


「刃物で切った傷はきれいにくっつくが、
避けて切れた傷はギザギザで治りが悪い、
初めから切開したほうが良い」
など、出産の本には
恐怖を倍増させるようなことが
書いてあったりしました。

それについては、わたしは
どうなんだろう?と思っています。
傷の大きさによるとは思うのですが。
2度目の出産(初めての自宅)の後は
数日後に病院で診てもらった時
「小さな裂傷はあるけど、たいしたことないね」
と言われました。
やっぱりほんの少しは裂けたみたいなんですが、
自分では全く気づかなかった!
産後も特に痛みは気にならず、
自然に治りました。

だからきっと、柔軟性をあげて、
柔軟性を発揮できるスピードで
ゆっくり産んであげられれば
リスクを減らせるのではないかと思いました。

もちろん、そこまでの間に
赤ちゃんの頭と
骨盤やお母さんの体のサイズ感などは
専門の先生方に診てもらってくださいね。



ではどうやって柔軟性を高めるか。
体全体は、練習次第である程度
コントロールできそうです。
心配なのが、赤ちゃんの頭が出るかどうか
会陰の伸縮性です。

その対策として
お風呂の中では会陰のマッサージが
いいよと聞きました。
最初は一人でも恥ずかしかったですが、
伸縮性がずいぶん違ってくると聞いて
そうも言っていられなくなりました。
わたしの場合は
オーガニックアーモンドオイルに
アロマオイルを混ぜたものを使い、
八方向に伸ばしたんだったか‥

お口を大きく縦横に開く
顔ヨガみたいな感じ。
ただ
自力じゃ無理なので、手を使いますけれど。


もしもこれを読んで、
興味を持ってくださった方は
さらに最新の情報も集めてくださいね。

お一人でも
少しでも参考になれば
とっても嬉しいです✨








いいなと思ったら応援しよう!