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外国人家政婦を雇えない不思議なルール
著書「使えば増える! お金の法則 ―ワクワクしながら資産づくり」(時事通信社) の「プロの専業主婦(主夫)になる気がないなら、働いたほうがよい 」で書いた積極的な家事アウトソースの勧めですが、そこで書かなかった話。
外国人労働者受け入れの話がすすむ昨今ですが、日本の入管法では外国人家政婦の雇い主になれるのは企業や大使館に勤めている外国人のみです。
私はそうやって雇い主になっている外国人と交流がありますが、給与の水準は大体時給1500円。4時間で家もピカピカにしてくれて6000円というのが相場です。
そして家政婦といってもベビーシッター的機能もあって、例えば自分は出かけて子供を家に置いていく、料理を作ってもらう、なども可能。
それが、家事代行サービス業者を通してお願いすると大体私の経験で3時間12000円(時給4000円)で、掃除以外のことをお願いするとオプション料金。
「子供を10分家に置いて私だけちょっと用事を済ませまてきます、別に子供もテレビを見てるし面倒を見てくれなくて大丈夫」と言っても、それは出来ません。
雇い主の外国人の妻は就労ビザがないので専業主婦のケースが多く、それでも外国人家政婦を雇うことができる。
一方で、日本人は共働き家庭が増えているのに、外国人家政婦(安価、基本英語)か日本人家政婦(高価、日本語)かの選択権がない。
あるのは日本人家政婦(高価、日本語)を雇うか、自分が兼業家政婦or専業主婦(夫)になるかの選択権。
cakes連載と著書「使えば増える!お金の法則ーワクワクしながら資産づくりー」(時事通信社)では、高価で稼いでいるお金をほとんど使う結果になったとしても、それでイヤイヤ専業主婦(夫)になる位なら、むしろ家事のアウトソースをして外で働くべきという事を詳しく書いています。
ですが、この外国人と日本人の雇い主の間での外国人家政婦に対するダブルスタンダードは「???」。
言語のハードルなどで需要は限られたものかもしれません。でも、国の方針として、女性の社会進出を推進するなら、まず外国人家政婦の雇い主という選択枠を日本人に解放するべきでは。
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