子どもとのお菓子づくりはゆるくやる
家でケーキやクッキーを作るといえば、粉を量ってふるってバターを室温に戻してオーブンを余熱して…と一大事業になりますよね。
私は実家の母から「お菓子作りは、材料を正確に量ること、手順を守ること!」と教わって、お菓子作りはきっちりとやるものと思っていたわけです。
でも、小さい子どもとそれをやろうとすると、こぼすし、ドバっと入れるし、焼く前のドロドロのやつを味見するし、思いどおりにならないことばかり。
子どもが邪魔者に見えてしまって、楽しくない。
そして、「生地を寝かせる」、「焼きあがるまで待つ」の間に子どもは飽きてしまいます。
子どもが「本格的にやりたい!」と言うまでは、ゆるーくやることにしました。
それでどうだったかというと、全然問題ない。
売るものを作るわけではなく、家で子どもと楽しく作ってニッコリ食べられれば、それでいいわけです。
ということで、わが家で参考にしてよかったもの3つご紹介します。
親と一緒にやるなら2歳前後からできると思いますし、小学生ならひとりでもできるものもあると思います。
①本「材料2つから作れる! 魔法のてぬきおやつ」著者:てぬきっちん
親が「これなら大変じゃなさそう」と思えて、子どもが飽きる前にでき上がるお菓子がたくさん載っています。
うちがよく作るのは、
・チョコレートと薄力粉だけで作れるクッキー
・レンジで作れるメレンゲクッキー
・キャラメルスモアトースト
など。
ポテトフライなど、しょっぱい系のお菓子もあって、お砂糖を控えたいときもうれしい。
②本「キッチンクエスト」著者:戸根みちこ
子ども料理教室の先生の本。
デザート系は
・はちみつバナナトースト
・レンジでかんたん!ホットココア
・チョコムース
が載っています。
作り方の記載も、すべてにルビがふってあるので、子どもが主体的に取り組めます。
もちろんごはん系も載っているので、料理全般に興味持ってくれたら親はうれしいですよね。
③市販品にデコレーションする
皆さんはご存じでしょうか。スーパーのパン売り場の近くにケーキ台が売っているのを。
これをかごに投入。
そこに好きな果物や缶詰、生クリームを追加すれば、もう家に帰ってデコレーションから取りかかれて、子どもたちは大満足です。
ホイップも面倒なら、ホイップ済みで絞り袋に入ったものも売っています。
チョコスプレーや銀色のアラザンなどを使って飾りつけも遊び感覚でできて、子どもたちは「自分でケーキを作った!」と楽しそうです。
市販のクッキーにアイシングしてみたり、市販のクラッカーとチョコで某・大人気キャラクター風の顔を作ったり。
親が楽で、子どもが楽しめるお菓子作り、試してみてくださいね。
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