〈春の七草レシピ〉ワインに合う!パルミジャーノと春の七草のおじや
今日は1月7日、人日の節句。
一年の無病息災を願って春の七草を具材にしたおかゆを食べるのが習わしですが、もう少しパンチのある味のものが食べたくて今年はカルボナーラ風?のおじやにしてみました。
和風のお出汁でもよかったのだけどちょうどなかったので、お水に鶏がらスープ顆粒を溶かして、塩と薄口醤油でほのかに味付け。ご飯を加えて煮てから、溶き卵とパルミジャーノを混ぜるのでカルボナーラ風。
胡椒をたっぷりふれば、お酒、特にワインに合うおじやの完成。
【春の七草とパルミジャーノのおじや】レシピ #729
【材料 2人分】
春の七草セット 1パック(60〜80g)
ご飯 2膳分(約300g)
水 400cc
鶏がらスープ顆粒 小さじ2
薄口醤油 小さじ1(なければ塩を増やす。白醤油でも)
パルミジャーノ 7gくらい
卵 1個
ニンニク 1片
塩 適量
粗びき黒胡椒 たっぷりめ
【作り方】
① 春の七草セットは洗って、カブや大根の白い部分は薄切りに、緑の葉や茎、セリの根の部分は1cmくらいの長さに切っておく。ニンニクは薄切りに。
② 鍋に水を入れ火にかける。沸騰したら鶏がらスープの顆粒と塩ふたつまみと薄口醤油を加え、①のカブと大根の白い部分、セリの根、ニンニクも加えて弱めの中火で煮る。
③ パルミジャーノはすりおろし、卵は溶いておく。
④ カブや大根が柔らかくなったら②にご飯を加えて煮る。(味見をしてみて、塩で調整。これからパルミジャーノが入るのでほどほどに。)
⑤ ご飯を2〜3分煮たら、溶き卵、①の緑の葉と茎、パルミジャーノを加えて一混ぜし、火を止めて蓋をして2〜3分蒸らす。
⑥ 仕上げに粗びき黒胡椒をふる。
【POINTS】
◉鶏がらスープでなく、カツオ出汁など和風のお出汁でも。塩分は調整してください。
◉粉チーズでなくやっぱりパルミジャーノが香りも風味も強くてオススメ。◉卵とパルミジャーノを加えて一混ぜしたら火を止めて蒸らすだけ。半熟な感じが美味しい!
ニンニクを効かせて、パルミジャーノの旨味も加えて、胡椒がピリリ。
あっさりしたものが食べたい気分の方にはあまりオススメできませんが(笑)、お酒のアテとして食べたい方には持ってこいの味!
パルミジャーノじゃなくて、とろけるシュレッドチーズを使いたい場合は、卵を混ぜてチーズをのせてグツッとさせたら蓋をして蒸らしてみてください。トロ〜リとろけるチーズも美味しいですよね。
今回合わせたワインは・・・
南アフリカのカジュアルなシュナン・ブラン100%の白ワイン。
【ペアリングポイント】
◉白っぽい料理なので色合わせで白ワイン。
◉卵やパルミジャーノで料理にコクがありマッタリしているので、ワインもまろやかで果実のコクがあるものを。
◉果実の甘味がある方が、七草のほろ苦さを口の中で中和してくれる。
シュナンブランに限らず、酸味が柔らかくてフルーティーなコクあり白だったらオススメです。
普通の七草粥ではちょっとなぁ、という時にぜひおためしください!