カナダで出産2 出産までお腹の中を見られるのは3回のみ⁉︎ 超音波検査について
現在妊娠6カ月。2021年5月半ばに第2子出産予定です。一人目は日本で里帰り出産でしたが、今回はカナダで産むことに。前回、ざっくりとこれまでの検査についてなどお伝えしましたが、今回はそのなかでもウルトラサウンド(超音波検査)について。
カナダでは、かかりつけ医のいるクリニックには超音波検査をする設備が整っていないため、自分で予約を入れて専門の機関へと足を運ぶことになります。余談ですが、こちらでの超音波検査は、初期でも経腹エコーとなっているので、事前に1リットル水を飲むよう言われます。これが本当にきつい。トイレに行きたくても我慢。私の場合、体が小さいからか検査に行くと、たいてい「いや、これはトイレに行きたいよね。早く終わらすから、もう少しがんばって」とか、辛いのをわかってもらって、半分だけ出してきていいよ、と言ってもらったり。お腹の中を見られるのはうれしいですが、トイレにも行きたいし……ゆっくり鑑賞もママならなかったりします。
1回目 動いていることを確認
さて1回目は、8〜9週目あたり(だったはず)に心拍の確認へ。この日まで、妊娠検査薬でのみの妊娠を確認するすべがなかったため、祈るような気持ちで検査へ。動いていなかったらどうしよう……。そもそも妊娠してるのかしら……。診てもらうと「ちゃんと動いてるわよ〜」と言ってもらい涙がちょちょぎれるほどほっとしました。この日に詳細な予定日も伝えてもらい、2回目の超音波検査の予約して終了。
2回目 出生前診断が含まれる そして結果
2回目の超音波検査は、13週目ころ。この回の超音波検査が、一番緊張したように思います。なぜなら、出生前診断も含まれているので。カナダでは、おそらくだれでもこの検査が無料で受けられるはずです。検査をする前に、確認票を記入します。(私の乏しい英語理解力での判断ですが。。)ダウン症の疑いがあったら伝えるかどうするか、過去の妊娠についてや人工授精だったか、などの項目があったように記憶しています。記入し終わるといざ、検査へ! 骨の長さや、心拍数など事細かに1〜2時間かけて、じっくり検査します。一人目の娘のときは、体勢が整わずうまく数値が測れずに2日に分けて検査へ行きました。今回はこの日のみで終了。細かな診断結果はかかりつけ医のもとへ。
さて、どうだったかといいますと、陽性判定。ダウン症の可能性があるとのこと。じつは、一人目のときも、引っかかりました。このときは、21トリソミーの可能性ありとの結果でした。前回はショックで、ネットで検索したり、それがもとでさらに不安になったり。負のスパイラルに陥ったのを覚えています。しかし、先生と相談した結果、さらなる検査はせずに、出産しました。
今回も次の検査にすすもうかどうか少し悩みましたが、やめることにしました。先生には、「気になるなら詳しい検査をしてもいいけど、前と同じでおそらく年齢のせい(=43歳)だと思う。それでこの判定が出てる可能性が高い」と言われました。確率は、たしか1/169くらいでした。ちなみに、第一子、娘のときはもう少し低い確率。2回とも最初(とくに娘のときは相当)はためらいましたが、徐々に受け止めて、そういう可能性がある、と知っておくだけでも良かったように思います。
3回目 性別がわかる!
3回目の検査は、19週目。きちんと育っているか詳しく調べます。手足の指の数や骨の長さなど、ここでも1時間くらいかけます。この回でうれしいのは、性別がわかること! 希望の有無を確認され、お願いすると、エコーを見ながら教えてくれます。今回の場合、「これわかる? 足と足の間にほら!」とのことで、ばっちり写っているのを確認。男の子でほぼ間違えなさそうです。
またまたこの詳しい結果もかかりつけ医に聞きに行きます。2回目の検査で、ダウン症の疑いがありましたが、今回の成長の具合からその心配は恐らくないとのこと。やはり気になっていたので、胸をなでおろしました。
これまでのところ3回あった超音波検査。出産するまでに、もうあと何回かあるのかと思っていたら、「3回で終わりだよ」と、経験したかたから聞いてびっくり(※先生にもよるらしい)。毎回写真をもらえる日本とはかなり違う! しかし、ここまでていねいに診てもらえるのだから、安心です。何より、これらの超音波検査も出産費用もタダ、無痛分娩にしても無料。こんなにありがたいことはありません。
さて、7カ月以降はどうなるのか、後日、またこちらでの妊娠生活についてをお伝えさせてください。
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