月の満ち欠け
鍼灸ミチカケの名前の由来は、「月の満ち欠け」
ある満月の夜。
その日は皆既月食で、
月の姿がどんどん変わっていくのを眺めながら…
月そのものは変わっていないけど、
光の当たり方や見る角度で
見え方が変わっていくんだよなぁ
光が当たっていない暗い部分もあるから、
光っている所がより美しいんだよなぁ
なんて思っていた
すべてのものは陰陽、2つの側面がある
ずーっと満月だったら、当たり前すぎて、
その美しさを美しいと思わないかもしれない
ずーっと三日月、ずーっと新月でも、
月に見惚れる事はないかもしれない
刻々と移り変わるからこそ、
そのひと時の美しさだからこそ、
魅了されるのかもしれないな
そんな風に思っていたら、ふと。
そうだ!名前は「ミチカケ」がいい!
と閃いたのでした。
中医学における陰と陽の概念は、
まさに月の満ち欠けそのもの。
そして、人の中にもそれは同じことがいえて。
自分のネガティブな面、ポジティブな面。
嫌いな所、好きな所。
常に移り変わるし、
どちらもあるからこその完璧性がそこにある。
私たちは、
つい良い事ばかりにしようとしがちだけれど、
時にそれが自分を苦しめている事もあって。
この世界で起こる陰と陽どちらの面も、
さらにその間にあるグラデーションも、
まるっとまるごと愛してしまえば、
とってもラクに生きられる。
それは自分をまるごと愛することだから。
どんな自分も愛そう。
満ちて、欠ける
すべての自分を
そして、「今」しかないこの時を、
他の誰にも味わえない「自分」で、
「生きる」を楽しむのだ。
鍼灸ミチカケ
って?
自然のエネルギーに触れ、
自らも自然の一部であることを思い出す
本来、自分のもっている力を取り戻す..
ホリスティックなケアと出会う場所