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1019/1096【質問回答】実家がボロボロ…家の格差が恥ずかしくて、結婚に踏み切れない

吾輩は怠け者である。しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で1019日。
※本題の前に、まずは怠け者が『毎日投稿』に挑戦するにあたっての日々の心境をレポートしています。その下の点線以下が本日の話題です

1019日目。昨日、サポート費をくださったお方たちへのお礼をしたためている最中に、パッとお名前を目にしてそこをクリックして書いたつもりが、クリックした人の下の人の名前を見てしまっていたらしく、Tさんへのお礼文への宛名を間違って書いたまま送信してしまいました。単に、開いてから宛名をコピぺすればよかったのに。胸が痛い…

noteにはお礼文を取り消す機能も編集する機能もなく、別の方法で謝罪をお伝えしたかったのですが、それもできませんでした。なので、読んでくださることを願ってこちらに事情を書いています。

お送りしたお礼の内容はTさんからいただいたメッセージへのお返事になっているのに、なぜか宛名が間違っていて不審に思ったことと思います。Tさん、本当に申し訳ありません。お詫び申し上げます。ごめんねぇええ…涙

Tさんにこのメッセージが届きますように!!

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本日は、こちらのご質問にご回答いたします。

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結婚を考えている彼に、質問者さまはご自分のご両親やご実家の状況について、これまで一度も話しをしたことがないのでしょうか。あなたは、結婚を考えている彼に、ご自分の幼い頃のこと、育った環境、現在の苦悩やダメだと思うところ、他の人には話せないようなこと、自分で恥ずかしいと思うことについて、話をしてきていないのでしょうか。

もしも話をしてきていないのだとすると、結婚を考えるというのは時期尚早なのだと思いますよ。それからあなたがもしも、互いの家族との付き合いを視野には入れておらず、ただご自分が彼と一緒にいるためだけに結婚しようと考えているのであれば、恋人でいるだけで十分に事足りるのです。

わたしは夫婦でも親子でも恋人同士でも、心のうちのなにもかもを打ち明けなくてはならないとは思いません。くだらないヤキモチを口に出さない、正しいと信じる意見で相手を追い詰めない、心配をぐっとこらえて応援するなど、大切な相手だからこそ言わないこともたくさんあります。

けれども、結婚を考える相手というのは、これから支え合って生きていきたいと思える人なのではないですか。それならば、それは少なくとも見栄を張りたいと感じる相手ではないはずだと思うのです。逆に、誰よりも見栄を張らなくて良い相手であればこそ、これから一緒に生きていこうと思えるものではないでしょうか。

もしも今のわたしが、自分の恋人に自分の両親や実家の有様について話せないと感じるのであれば、まだ結婚というものをしようとは考えません。

もちろんそれは、相手になにか足りないからではなく、こちらが相手を信頼できていない、自分の両親の暮らしを恥だと考えてしまう、自分の心配を相談できない、恥ずかしいと考えて苦しんでいることについて明かすこができないなど、彼との関係に対して不信感と不安要素でいっぱいだからです。「今こそ、この人と家庭を持とう」と考えるタイミングというのは、彼や、彼との関係や、お互いの環境の理解について、もっと安心しているときでよいのではないでしょうか。

顔合わせを考える前に、わたしの実家は田舎にあってボロボロだよ、掃除もあまり行き届いていないし、親には借金もある状態だよ、わたしは両親が好きだけれどあなたやあなたのご両親とは格差があることが引け目に感じられてしまっているよ、ということを誰よりも先に彼に打ち明けて意見を訊きたいと思えていないのに、なぜその彼と結婚をしようと思うのですか。

実家の格差が気になることを理由に、結婚に踏み切れないということですが、このようなことのために、”結婚をしないでいること”が選択肢として出てきてしまうのならば、あなたと彼との関係は、結婚にむけて熟しているとは到底言えないと思いませんか。

わたしへ送ったこのご質問を、わたしではなく彼に訊いてみたいと思えないのはなぜなのかを、考えてみてください。軽蔑されそうだから、恥ずかしいから、どう思われるかわからないから…というようなことだと思いますが、その理由はそのまま、あなたと彼との関係が、まだ結婚には早い理由です。

あなたは今、ご実家についてのあれこれを隠したまま、彼との関係を結婚を前提とした状態で維持していますよね。わたしならばそれを快適だとは感じません。ある意味で相手を騙しているようにも感じられるからです。もちろん法律にふれることをしているというわけではありませんが、結婚というのは家と家のつながりでもありますよね。あなたは両親同士の顔合わせを考えているのですから、そのように考えているものと思います。

それなのに、実家の借金などの事情について隠しておいて、相手が自分のことを不十分な認識にもとづいて結婚相手として考えるままにしておくのは、わたしならば、自分が相手を欺いていると感じてしまうからです。

明かすべきことを明かして、もしもそれならば結婚はしたくないと言われたのなら、彼とはそれまでの関係なのではないでしょうか。

また、わたしが彼であれば、自分の両親を恥の対象だと考えているあなたとは、今の段階での結婚はしません。そのような相手と、家庭を築こうと思えないからです。近所に貧しい住まいに暮らす人がいたり、もしかしたら自分たちが貧しい状況になったときに、それを恥だと考える人とは、ともに生きていきたいとか子どもを育てたいとは思いません。

ただ、もしもご実家の借金というのが、やむを得ない事情や、事業の立ち上げなどを背景とした計画的なものではなく『ご両親の金銭感覚に問題があっての借金』なのであれば、それについては良くないことと考えるのが普通の感覚だと思います。

その場合であれば、「恥ずかしいことなのだけど、両親は金銭感覚がだらしなくて、そのせいで実家には借金がある」ということを正直に伝えると思います。もしも、問題を抱えた借金について、当然のこととして、あるいは大したことではないという態度で話をしたら、あなた自身の金銭感覚も疑われると思っておいたほうが良いと思います。

もしもあなたが本気で彼との結婚に向かおうと思うのならば、

◯両親と両親の築いてきた暮らしがあって今のあなたがいるということについて感謝して、自分に対しても彼に対しても、誰に対しても堂々とすること

◯互いの愛情や信頼があれば、困ったこともきっと一緒に乗り越えられると思えるくらいまで、彼に大切な本音を伝えて二人の関係を育むこと

◯彼や彼のご両親を信頼しようとしてみること

◯実家の事情を打ち明け、その結果に覚悟を決めること

などが、今のあなたが目指すとよいことなのだと思います。そのプロセスはきっと、それ相当に感傷的だったり葛藤のあることだったりすると思いますが、想定外なほど感動的で、あなたの魂にとって素晴らしき経験となることと思いますよ。

あなたがあなたとあなたの人生をまるごと愛すること。そこから見直してみて!

わたしが誠意をもってお伝えできることを、ぜんぶ書き出してみました。
どこか一部でも、あなたの参考になるところがありますように。
がんばってね!!

それではまた、明日ね。


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菅 美智恵 (壇珠-たんじゅ-)
毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)