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今回の旅行の目玉は

妹と二人、北関東への旅行。
二泊三日のスローペースの旅行なか日の今日は
普通の人との旅行ならば、あちこち見学して、
美味しいものを食べて、、と目いっぱいのスケジュールを立てるのですが。
妹との旅行はいつも、一点豪華主義で、ミッションは一つくらい。
特に今回は会社健康組合の保養所利用で、抽選であったので旅行先が決まってから、後付けでミッションを探しての旅行でした。

私としてはやはり趣味の仏閣巡りを推したかったのですが、この炎天下、妹から却下が出ました。
さて、どうしよう、と思っていたら妹から珍しく提案がありました。
それは、「氷室氷のかき氷🍧が食べたい。」

ささやかな願い、お姉ちゃん叶えてあげるよ!と言ったものの、リサーチをする術や費やす時間は妹の方があったので、下調べをお願いしました。
今日私がしたのは到着した駅から、調べてもらったお店をマップアプリで出して道案内するのみ。
楽勝だと思ってました。
。。ところが、これがなかなか、条件が厳しい。
行ってみたものの、シロップが品切れだったり、
カフェ、と名がついていたので行ってみたら、
テイクアウトのみだったり。
炎天下の参道道をウロウロして15分程経った頃、
リストに無かった店で、氷室氷を見つけました。

早速注文をして、しばらく2階の飲食場で待ちました。妹が運んできてくれた、氷室氷のかき氷は、
思っていたより大きく、美味しそう。
一口すくって食べてみたら、そのふわふわ、さらさらの食感に軽くショックを受けました。
今まで、そんなに意識してかき氷を食べて来たことはなかったけど、これは別物だと認識しました。

いつもなら、この量を食べたら頭がキーンとして、後悔するくらいですが。
氷室氷のかき氷はそんなこともなく、ススっと
口のなかで解けていきます。
爽やかな後味、軽くお腹にも溜まり、何よりも胸がいっぱいになりました。
満ち足りた、ともいう感じでしょうか。
食した後はそのまま元に来た道を戻り、駅にもどり、ホテルの最寄り駅に戻りました。

妹が夕食時に
「やっぱり仏閣も見たい、というかと思っていたのだけど、氷室氷だけで良かったの?」と殊勝なことを聞いてきました。

妹よ。
姉はそんなことよりもあなたの笑顔が見れたことの方が嬉しいのですよ。
あなたが、いつもよりペースをあげて一緒に楽しもうとしてくれることが嬉しいのですよ。

そんな本音は妹には言わず。
ここに書き残します。
明日には旅行はおしまい。
日常生活に戻ります。

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