世界かんがい遺産登録 河内長野市の寺ケ池、寺ケ池水路を歩く。
【祝】世界かんがい遺産登録 河内長野市の寺ケ池、寺ケ池水路
世界かんがい施設遺産は、かんがいの歴史・発展を明らかにし、理解醸成を図るとともに、かんがい施設の適切な保全に資するために、歴史的なかんがい施設を国際かんがい排水委員会が認定・登録する制度です。
寺ケ池・寺ケ池水路地区
寺ケ池は、市域で最も大きいため池で、江戸時代の新田開発の際に寺ケ池水路とともに築
造されました。寺ケ池・寺ケ池水路の築造は16年の期間と延べ4万の人が関わった大規模 な事業であり、完成により農業発展及び食糧増産に大きく貢献しました。そして、現在もな お、連合井堰という3つの水利組合が連携して施設を管理することで、農業用水が安定的に 供給されている本市の歴史的価値のある農業用かんがい施設です。