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精油で花粉症対策


アロマセラピーで緩和

植物の天然成分100%の精油を使った自然療法
アロマセラピーは様々な症状の緩和が期待されています。

スギ花粉の飛散は1月下旬から始まります。
2月に入ると、クシャミ、鼻水、咳などの症状が出る人が増え、5月くらいまで辛い時期を過ごすことになります。
ヒノキ花粉は3月から飛び始め、目の痒みや涙目などの症状が6月頃まで続きます。鼻や目の辛さだけでなく、頭がぼーっとしたり、頭痛、不眠に悩まされたり
日常生活や仕事に支障が出てくることもあります。
これらの不快な症状は、体に入ってきた花粉を異物と認識し、体外に追い出すための反応です。
こうした症状を抑えるため、多くの人は病院の処方薬や市販薬を服用するでしょう。しかし、薬を飲み続けると体への影響が気になるという人もいるはず。

そこで、花粉症対策に効果的な精油をブレンドしたロールオンアロマをオススメします。
ロールオンボトルはキャップの先に付いているボールを転がすようにしてオイルを塗ることができ、持ち歩きに便利です。



花粉症に役立つ精油4選


【材料】

精油
ティートゥリー
ラヴィンツァラ
ラベンダー・アングスティフォリア
ユーカリ・ラディアタ
ベースオイル
スイートアーモンドオイル(植物オイルであれば他のオイルでもok)
容器
5ml ロールオンボトル
道具
ビーカー(50ml 以下のガラス製がオススメ)
攪拌用ガラス棒
計量スプーン(小)

【作り方】

①ビーカーにスイートアーモンドオイルを4.5ml入れます。
②精油を入れます。
 ティートゥリー2滴、ラヴィンツァラ2滴、ラベンダー3滴、ユーカリ3滴
③ガラス棒でよく混ぜます。
④ロールオンボトルに注ぎ入れ、栓をして完成です。

使用前に軽く振ってください。

参考までに

☆精油や植物オイルは空気・熱・光で劣化しやすいです。ボトルは光を通しにくい遮光瓶をオススメします。
☆精油4種類をブレンドするとより良いのですが、揃わない場合はティートゥリーとユーカリを選んでください。
その場合も、ティートゥリー2滴とユーカリ3滴にしてください。
☆スイートアーモンドオイルは、計量スプーン(小)を使い、少なめにするなどしてください。
☆用意したロールオンボトルが10ml の場合は分量を2倍にしてください。
☆ビーカーは注ぎ口のある器でも代用可能です。また、ガラス棒は竹串や割り箸でも代用可能です。

できあがったロールオンアロマを早速、手首の内側、鼻の下や小鼻の両側に塗ってみてください。
メイク崩れが気になる人は、耳の下や喉に塗るのもいいですよ。
なるべく3ヶ月程度で使い切りましょう。

外出の際は花粉を吸い込んだり、目に入らないように
眼鏡、マスク、日傘、帽子などを利用して、この時期を乗り切りましょう。


※精油は医薬品ではありません。
また、アロマセラピーは医療行為ではありません。


使用した精油について

ティーツリー

オーストラリア原産のフトモモ科の植物。
キリッとスパイシーな香り。
作用:抗菌、殺菌、抗ウイルス、免疫調整、神経強壮、抗炎症など
皮膚刺激があるため、濃度は10%以内で使用します。


ラヴィンツァラ

ラベンサラとも呼ばれる。
クスノキ科の熱帯林に生育する常緑樹。主な産地はマダガスカル。
爽やかな香りが気分をリラックスさせたり、安眠を誘います。
作用:免疫刺激、抗ウイルス、神経強壮、呼吸器や気管支に。


ラベンダー・アングスティフォリア

シソ科の植物。真正ラベンダーとも呼ばれ、安眠効果のハーブとして知られています。主な産地はフランス。爽やかな酸味のある香りが心を落ち着かせてくれます。作用:痛みを緩和、傷を修復、抗真菌(カビ)、筋肉弛緩、血圧降下など


ユーカリ・ラディアタ

ティートゥリーと同じフトモモ科の植物。オーストラリアが主な産地。
スーっとする心地の良い香りが元気をくれます。
作用:鼻詰まりや痰、咳を鎮めてくれる。抗ウイルス、免疫刺激など


注意:
精油は植物から採った濃縮成分です。非常に濃いため、皮膚刺激や人によって注意が必要なものもあります。そのため、原液では使用しないでください。
また、精油は私たちの大切な資源である植物から採れた貴重なものです。使用量をまもって大切に使いましょう。



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