仮想通貨[マイニングについて]
TMC Labでは高性能パソコンの販売業務を行っておりますが、それは仮想通貨のマイニングからはじまりました。
映像処理に使っているパソコンでマイニングを行ってみたのが取っ掛りです。
昨今では
1. 消費電力の増加
2. 排熱の問題
で度々ネガティブなイメージを与えられていますが、太陽光などで発電しつつ余剰な電力をこちらに当てていくという意味ではいいと思っています。
温暖化対策として、民意が支えている価格が売電価格と認識しているのでより収益が取れる使用方法があるならモラルとしても問題ないと思ってます。
2.排熱に関しては研究中です。農業と相性がいい所だと思っているし、年の半分は暖房つかってるからソコに当て込めないかなぁと模索中です。
さて本題。マイニングってもうかるの?
ってよく聞かれます。
結論からいうと今からは微妙( ´~` )
って感じです。
TMC LabのメインPCを例に考えてみます。
丸裸なデータで大変凝縮ですが、
いまLabのメインPCなのがこの子。
core i7でrtx3090を組込んだ高性能PCです。
rtx3090だけで30万くらいしますが、現況手に入りやすい高性能GPUというとコレになるかと思います。
1番取っ付きやすいnicehashでマイニングすると今の相場で大体620円(CPUが30円分)の採掘量です。
GPUだけ投資しても回収に300~500日位かかります。
その為、ゲーミングPCや映像処理用のPCを持っている人や、それ用のPCを買う予定がある人は直ぐにやるべきですが、それ以外人はあんまりオススメしません。。。
1番の理由はイーサリアムのPoS化です。
凄く簡単にいうと今のPoWという仕組みでは、色んな人のPCの処理能力にバイトをしてもらってイーサリアムが成り立っています。そのバイト料金が、マイニング報酬というイメージ。
ですが、イーサリアムは次のアップデートでPoS化をするといっていてPoS化した場合にはもうバイトは全員クビです笑
ざっくりいうと「システム化するからバイト全員いらないっ!」ってノリですw
通常の観点からいえば20万の機材なんだから900日で償却とれれば十分なのですが、クビ宣告の実行は2022年6月を予定です。
現状イーサリアムの採掘をしていて、路頭に迷うといわれているGPUはなんと全体の9割近くとも考えられるため、GPU処理能力の価値は供給過多になり大きく下げるだろうと考えられます。。。
ですので、30万あったら他の投資をした方が通常いいのでは?となるのです。
そして、この収益は電気代を含んでいません。ですので、
マイニングは一時的に儲かるけど継続には疑問。オススメしません
というのが当Labの見解です。
ただし、オススメする人は沢山います
① 近日中にパソコンの買い換えを考えている人
→ 今すぐに買いましょう。rtx3060で120円 AMD6600で100円毎日取り返せます。地味な割引みたいなもんですね。ワングレード上のパソコン買ってください笑 あと、Intelに関しては最新世代リリースされましたので当面機能向上はないと考えていいでしょう。。。
②雑所得が沢山ある人はパソコン買って経費参入出来るはずです。いいと思います。
③ビットコインが今後6倍の水準になると思う人
→50日程度採掘すれば元が取れる計算になりますので、回収は出来ます。またアルトコインの価値も上がるはずなので、あぶれたGPUも就職出来るだろうという見立てです。。。(危ない見立て)
そんな所。
あんま、メリットないですねっ!