みちひらき

「日常に潜む「芸術のタネ」に目を凝らし、見つけた感動を分かち合うこと」をミッションに、2016年より秋田県五城目町でアートギャラリー「ものかたり」を運営。みちひらきで進行中のプロジェクトや「ものかたり」の最新情報を紹介していきます。

みちひらき

「日常に潜む「芸術のタネ」に目を凝らし、見つけた感動を分かち合うこと」をミッションに、2016年より秋田県五城目町でアートギャラリー「ものかたり」を運営。みちひらきで進行中のプロジェクトや「ものかたり」の最新情報を紹介していきます。

最近の記事

「ものかたり」8年目。いちギャラリーから地域に必要な「ミュージアム」に!

「ものかたり」は冬休みを終えて8年目を迎える。 世界に先駆けて人口減少が進む高齢社会・秋田県五城目町で「文化芸術活動を自給自足する(=縮小する公共予算を頼らずやっていく)!」と息巻いて立ち上げたアート・ギャラリー。勢い半分のスタートにしてはありがたいご縁で企画に恵まれてきたけれど、目指すはいちギャラリーの成長ではなく、実は「ミュージアム」。大げさに言えば地域に必要な”仕組み”として育つこと。 息の長い仕事になるので、勢い任せで息切れしないよう、じっくり地力を蓄えるべしと、昨年

    • 「サイネンショー」 〜作者のいない展覧会〜

      今回は今期ものかたりで開催する展覧会の紹介を。 『サイネンショー 秋田展』 捨てられてしまう日常に「焼き」を入れる! ものかたりでは今年11月に企画展を予定している。2011年東北の震災を機に、芸術家で滋賀県立陶芸の森 館長の松井利夫氏の呼びかけではじまった『サイネンショー』プロジェクトの秋田展だ。 「捨てられてしまう日常に「焼き」を入れる!」べく、家庭に眠る不要な陶器を、京都の日本海側・久美浜という地域の登り窯で焼き直し(再燃焼)、器の新たな魅力を引き出す試みで、今

      • コミュニティに異質なものを受け容れる場所があり続けること

        このたび、みちひらき(日常に潜む未知の「芸術のタネ」を拓き(ひらき)つづける会社)、そして活動拠点アート・ギャラリー「ものかたり」のwebサイトを公開しました。 今後、新着プロジェクトの背景や進捗をリサーチノート的に書き留めていきます。今回はみちひらき、「ものかたり」の6年間を振り返りながら、webサイトの行間に込めた考え方に触れつつ、みちひらきが今動き出していること、妄想していることを紹介します。 別々に編んだ経験がほぐされて、一つに編み直されてきた 「みちひらき」は筆