佐賀さくら巡りVol.1～茶畑を見守る百年桜～

仕事がお休みのお天気の良い日に、朝からたっぷり丸一日かけて、お隣佐賀県の桜巡りをしてきました。
今年からの毎年の目標として掲げたことのひとつに、毎年一箇所は、今まであったことのない桜に逢いに行く、というのがありました。
毎年毎年逢いたい桜もあるし、限られたタイミングの中で、難しいところもあるのですが、なんとかそれを達成していきたいと、今年初めて行った場所は２か所。

まずはその一つ目が、この茶畑を見下す一本桜🌸です。

この桜の樹は、お隣佐賀県の嬉野市にある桜で、嬉野は佐賀県とはいえ、私の住む場所からは長崎市へ出るよりよっぽど近いので、焼き物で有名な波佐見と併せて、ちょくちょく出掛けることの多いエリアではあります。

なのに、今年になるまで、その存在すら、知りませんでした。

ガイドの仕事をしていた関係で、一通り近隣の様々な情報、特に見どころ、季節のおすすめスポットなどは、チェックしていたつもりなのですが、全くこの桜のことは、知らなかったのです。

知ったのは、今年の２月、諫早の牟田商店まで牡蠣を食べに行ったときに嬉野を通り、そのときたまたま納戸料の百年桜と書かれた看板が目に入り、百年桜ってどんな桜と思ってスマホでググッてみたら、これはこの春、絶対行ってみたいなぁとリスト入りしていた桜です。

この桜は嬉野市の天然記念物となっている桜で、
樹齢100年「納戸料（なんどりょう）の百年桜」と言われています。

佐賀には有名な一本桜が他にもいくつかあるのですが、多分、こちらはまだまだ知名度が低いのではないでしょうか。
この後、有名処の桜も見に行きましたが、こちらの方が人が少なく、ゆったりと楽しめました。

駐車場の片隅で、地元のおばちゃんたちが、嬉野茶や桜餅など売っていたので、桜餅を買って帰りました。
その桜餅についていた包装紙には、この百年桜の写真が載っていたのですが、ちょっと見た目が違ったのです。

表紙の写真だとわからないので、近づいて見上げた写真を↓に貼りますね。

これでもちょっとわかりにくいですかね。
真ん中の枝が折れてしまっているんです。

その為に、少しボリュームが少なくなっていました。

それでも立派な存在感のある桜だったのですが、その頃を知っている方からすると、痛々しくもあり、淋しくもあり、以前はもっと凄かった、ということでした。
確かに、検索して折れる前の写真を見ると、今以上の存在感ではありました。
2020年夏の台風で真ん中が折れてしまったとのことでした。

大きさがよくわかるように、左下に人も入れてみました。

桜の周りを茶畑越しにぐるっと廻れるのですが、かなり近くまで寄れるので、立ち入れるギリギリのところまで寄って下から見上げてみました。

百年桜と茶畑

里桜系の八重桜のようです。

ちなみに、長崎県内のお茶としては、彼杵茶や世知原茶などが有名で、それらも時々頂きますが、今は嬉野茶を頂いたので、嬉野茶を飲んでいます。とても美味しいです。

この桜の時期に、嬉野から武雄、伊万里、有田辺りを車を走らせてみて感じたのは、とにかく、あちこちに桜がいっぱいで、日本人って本当に桜🌸が好きなんだなぁということ。佐賀辺りのお家は、どこも敷地が広いこともあってか、おぉ、見事な桜～と思ってみてみると、普通の民家のお庭にある桜ってことが多々ありました。

公園や学校、お寺、神社なども桜を植えているところが多いですね。
気になったところを全部車を停めてその度に撮影していたら、とても時間が足りないだろう～ってぐらい、どこもかしこもあちこち桜がいっぱいで、それを車窓から眺めるだけでもとっても楽しめました。

でも、３月とはいえ、結構な紫外線で･･･
油断していたら、思い切り日焼けして、仕事から帰宅した相方に、顔が赤い、と言われましたｗ　確かに、数日経った今日もまだちょっと頬がヒリヒリとしています(;^_^A
3月の紫外線、侮ってはいけませんね。

そして、この後、もう一箇所行こうと思っていたところは、ほぼほぼ、毎年のように訪れている所なのですが、その前に、途中で車を走らせていたときに、たまたま山の斜面の一角が桜色に染まっているところがあって、どうにも気になったので、思わずそこまで車を走らせて立ち寄ってみました。

それが、今年初めて行った桜、２か所目です。

満開～散り始めのソメイヨシノと枝垂れ桜の淡いピンクと濃いピンクの見事な競演が楽しめました。

続きは、次回、佐賀さくら巡りVol.2にて。

今週のお仕事、今日までの方は、お疲れ様でした。
週末、まだお花見を楽しめるでしょうか。
散り桜の所、これからの所、皆様が撮られた桜を、見せて頂くのを楽しみにご訪問させて頂きますね。

相方の繁忙期体制の長いシフト時間もやっと今日で終わり、明日はお仕事が入っていますが、今日明日と少しだけ早い帰宅で、ゆっくりとした週末の夜を過ごせそうです。

皆様も、良い週末をお過ごしくださいませ。