神宿る~武雄の大楠~
武雄神社の御神木と云われる武雄の大楠は、武雄神社の奥の鳥居をくぐり、少し下っていきます。
緑と、そして真っ赤なもみじの新緑が出迎えてくれました。
こんな竹林を抜けていきます。夕方だったので、逆光の木漏れ日がまたなんとも云えずフォトジェニック。
色味をいじって遊んでみました。
この竹林を抜けるとすぐ目に前に現れたのが、ずっと逢いたかった武雄のお大楠です。やっと見えてきました。
根回りを保護する為でしょうか。柵があり、木には近づけなくなっていますが、遠目からでも、圧倒的存在感がありました。
この樹根部分は12畳ほどの広さの空洞で、天神様を祀っているそうです。
推定樹齢3000年、樹高30m 幹回り20mで、全国第6位、佐賀県内第2位の巨木と認定されています。
ちなみに、第1位は、川古の大楠。ここは、度々、訪れているところ。以前に載せた写真はこちら。
そして、第3位が塚崎の大楠なのですが、まだ行ったことがありません。武雄の観光案内所で伺ったところ、実は、その塚崎の大楠が一番お勧めだと云われていました。武雄の大楠と同じように中が空洞になっているそうなのですが、その中に入れるそうなんです。ただ、夏場は、虫がものすごくて、お勧めしませんと云われてました(笑)お話を伺ったときがちょうどその夏場だったので、虫がいなくなったときに行ってみます、と言ってそれっきりになっていました。いまなら、まだ大丈夫かな。この武雄の大楠のあるところからそう遠くないところなので、近いうちに行ってみたいな。
写真では、なかなかその大きさと迫力を伝えきれないのですが、左手に人を入れて撮ってみました。少し、その大きさが伝わるかな。
今回訪れたときは、まだ若葉が芽吹き出してそんなに経っていない頃だったので、また葉の勢いがあるときにでも、訪れてみたいなと思います。
ここは、武雄神社と合わせて、観光バスで団体様が訪れるような名所になっているようですが、今の時期、観光バスもほとんど動いていませんので、ひっそりとした静かな時間を、ゆっくり巨木と対峙するには、いいときかもしれません。