親愛なるジミンへ
昨年、ジミンのお誕生日に初めてnoteを書いてから、一年経ちました。
それまでに何度も書こうとした思いはあったものの、書き途中の下書きがそのまま。汗
気持ちを文章にするって難しいですね。
言いたいことを散々書いた後、最後なんてまとめれば?なんか結局言いたいことの半分も言えてないんじゃ?これ。となってしまう。
でも今日は大切なパクジミンさんのお誕生日。
「伝えることば」を大事にしてきたジミンに対してだからこそ、思いをことばにして、上手くないかもしれないけれど、書きたいと思う。ジミンに届かなくてもいい。そんな思いで。
Restart
2023年9月1日、ジョングクの誕生日にジミンはWLIVEをつけた。
めずらしく、この日場所はジミンの自宅。
ジミンは自宅の詳細を明かさないことで有名だ。
Diorのアンバサダーの仕事の後に会いに来てくれた彼は、近況をぽつぽつと話してくれた。
「ソロ活動を冷静に振り返ってみて、今のままでは足りないと思った」
「一から学び直しています」
その後ご自宅見学ツアーまでしてくれて、自分が寝る時にお気に入りにしているプラネタリウムまで見せてくれたのだ。
私はジミンがプライベートな部分を見せてくれることの嬉しさと同時に、胸をぎゅーっと掴まれるような気持ちになった。
私はFACEの活動がとても完璧だと思っていたし、曲もパフォーマンスもかっこいいとしか言い様がなくて、アルバムもたくさん愛された結果、ビルボード1位も取ったことでジミンも喜びと満足感を得てくれていると思っていたから。
この人はなんて「努力継続型」な人なのだろうと思う。
でも、私たちが思う満足度のバーがあるとしたら、ジミンにとってのそれはもっともっと高いところにあるんだろうなと。
段階的に目標を高く設定し続ける、欠点であっても克服困難であってもかならずやり遂げてみせるという「行動力」も備わっているとんでもない人なのでは......と思わざるを得ない。
こんなアイドル他にいるかな?と思うとともに一方で、「そのままでも大丈夫だよ、よくやっているよジミン」というARMYの声があることを、ジミンには分かってもらいたかったりする。
ファンとして、推しの頑張る姿は誇らしい。けれど自分を追い詰めすぎないでいてほしい。「まぁいいや」でやり過ごす時間もあってほしい。私はジミンを好きになってから、ずっとその「期待」と「心配」をいったりきたりしているようなきがするのだ。なんという矛盾。それでも、ジミンが好きでたまらないし、ジミンには幸せでいてもらいたい。
彼もファンのその気持ちは痛いほど分かっているに違いない。
FACEを振り返る
ジミンの初アルバム「FACE」
ジミンが一番辛かったパンデミックの時期の自分と向き合い、心と対話し続け、深い深い心の中までを楽曲として表現してくれた。
いや......もう......本当に名作。
決してポジティブとは言い難い曲たちばかり。
今までBTSとして活動してきた楽曲とはギャップがあり、本当にジミンだけが感じていた思想や感情をそのままぶつけてくれたアルバムだった。
私がFACE収録曲でお気に入り(印象深い)歌詞をあげるならこちら。
Face-offで自暴自棄気味に酒に溺れた日々、そしてInterludeで夢と現実をいったり来たりするような演出、Like Crazyでは夢の中の心地良さから出たくないという複雑な自分、Aloneでは孤独故の虚しさと行き場のない思い、Set Me Free pt.2では過去の辛い日々を乗り越え自由になるという強い意志。
全てが一つのストーリーになっていて、「これは僕のありふれたストーリー」まさにその歌詞通りになっていて、毎回トラック通りに聞きたくなってしまう。
◇
正直......ジミンは自分と向き合うことが少し苦手な人間なのだと思っている。
ARMYの前では、常に「かっこいいところを見せたい」と同時に「かっこ悪いところは見せたくない」と思っている人だし、「アイドルだからこうあるべき」と人一倍考えている人だと思う。
それは彼の実直で真面目な性格で、そんなところが愛される所以であるけれど。
ARMYから明るい性格でキューティーラブリーセクシーなJIMIN🐥のイメージを崩したくなかったのではないかな。
パンデミック中に予定していたコンサートも出来ず、ARMYにも会えず、仕事もなく、といった状況で酒に頼っていた事実は本人的にはファンには見せたくなかった部分で。
何かの所為にしたくて、現実逃避していた自分というのは、ジミン自身が自分を認めたくなかったし、目を背けていたい部分だったのだと思う。
私も含め、誰だって自分の弱い部分には向き合いたくない。欠点は誰にでもあるもので、それを覆い隠しながら生きてる。
一から負の感情を呼び起こして、掘り下げて歌詞を書いたということ。
それはジミンにとって大変な作業だったに違いない。
きっと、パンデミック中やそのすぐ後ではこのアルバムはできなかったと思う。
後押ししてくれたメンバーが居たからこそ。
そして時が経ち、パンデミックの収束と日常が戻ってきたからこそ。
Set Me Free pt.2で「''Set Me Free''解放される」と何度も歌い続ける部分、そして「過ぎ去りし僕のために手を上げる」という部分がとても好きで。過去の弱い部分を含めた自分のため、辛い経験をした自分を救うために、これから羽ばたくんだ、というようなメッセージが。本当に、そう思えるまでになって良かったなというか......涙
過去と向き合い過去の自分までも解放してあげることができたジミンが愛おしくてたまらなくなりました。(上手くまとまらない...)
そしてなんと言ってもパフォーマンス!!
初めて一人で音楽番組に出てジミンとして圧巻の歌声と、力強くて妖艶なダンスを披露してくれた。ソロとして一人でダンサーさん達をまとめあげ、完成度の高いパフォーマンスを作り上げるのは容易ではなかったはず。一人でBTSを背負ってARMYの前に立つあなたを誇らしく思いました。
지미나,잘 했어요!!
(よくやりました) 泣
ジミンからのLetter
アルバムの最後の曲Like Crazy(English ver.)が終わった6分13秒目、ジミンは隠しトラックを入れていた。
まさに、ジミンからの手紙。
ARMYに向けた心からの手紙だ。
初めて聞いた時、ジミンの優しい歌声に涙が止まらなかったこと。ずっと記憶として残っているだろうと思う。
アルバムがとことん自分と向き合った結果の産物だとしたら、この曲はただただ愛する人達に向けたラブレター。
「一緒だという言葉をいつも忘れないで」
辛かった時に手を差し伸べてくれたARMY。
ARMYが辛い時はその手を握ってくれると言うんだね。涙
ジミンがこの曲を隠しトラックにしたことで、ただARMYに感謝したいという大きな愛が伝わってくる。
このLetterがあることで、FACEのアルバム自体が柔らかい印象になったというか、ジミンの持つやさしさでふわっと包んでくれたような気がした。
もともと、ジミンの「約束」が大好きで約束に救われた私。語りかけるような、そっと頭を撫でて甘やかしてくれるような、そんな雰囲気のある「手紙」をアルバムに入れて、届けてくれて、ありがとう。ジミンにそう感謝したい。
無償の愛
ふと、考える時がある。
なぜ、こんなにもBTSやジミンを応援したいと思うのか。
少し前にジョングクもWラで言っていた。
「なぜ、僕を応援してくださるんですか?」と。
歌が上手いから
ダンスがかっこいいから
ビジュアルが良いから
7人が仲が良いから
ユーモアがあって面白いから
可愛いから
楽曲が素晴らしいから好きだから
生き様や考え方に共感するから
........
ひとそれぞれ好きな理由は違うし、好きで譲れないポイントも十人十色。
私も、バンタンを好きになったきっかけは歌番組で見た歌の上手さだったし、ジミンが気になり始めたきっかけはジミンの単独VLIVEで、彼の優しい雰囲気と多彩な魅力の沼にハマったからだ。
なぜ、こんなにも好きなんだろう?
応援したくなっちゃうんだろう?
明確なこれ、という理由がすぐに浮かばないし、言葉にしたところでふっと軽々しいものになってしまいそうな気がしてしまう。
でも、
ひとつ言えることは、
彼らが 「前に進み続ける人達」
であるから、いうことかもしれない。
いや、じゃあ「前に進めなくなったらダメなのか?」「道を外したらダメなのか?」
と問われるとそうではない。
「前に進み続ける努力」を彼らは継続しているから。
目標や夢に向かって歩みを止めない。
現状に驕り高ぶることもなく、
謙虚に、一心に、現在を生きている人達だから。
ひたすら、尊敬というか憧れなんです。バンタンは。
もう魂レベルで一緒にいたい、傍にいたい、力になりたい。
例えバンタンが歌えなくなっても。
見返りがなくても。
そんな気持ちなのかもしれない。
◇
ジミンが4/5、BillboardHot100で1位を取った次の日にくれたメッセージがある。
私たちから受け取る愛情よりももっと大きな愛情で返してくれようとするその気もちが、単純に嬉しくて。
現状に満足せずさらに成長すると言う、彼の謙虚な気持ちがまた、それを超える愛で返したいと思ってしまうのだ。
一種の中毒みたいなものかもしれない。
でも素敵な関係だと思うんです、バンタンとアミって。愛し愛されの追いかけっこみたいな関係って素敵ですよね。
ジミンがシュチタで言っていた
「このグループを長く続けることが唯一の夢だと思います」
「僕が動けなくなるまでやりたいです」
こんな事を聞いてしまったら、応援する以外の選択肢がないよ。本当に。
こんなに嬉しいことばは無い。
ジミンが一生をかけてバンタンとして生きる覚悟が伝わってきたし、その決意を言葉にして伝えてくれて本当にありがとう。という気持ち。
おわりに
これを書いている2023年10月。
新たにJimin's production diaryが公開されようとしている。
ジミンのアルバム制作のビハインドが新たに公開されたら、また気付かされる事、考える事も変わってくるのではないかと思う。
冒頭でも記した通り、ジミンは努力の人だ。
目標を作って、達成するためにひたすら努力し続けることで生きる意味を見出す、努力の天才のような人。
ただ、私たちは本当のジミンがそれだけではないことも知っている。
お酒好きなのも、ちょっと面倒くさがり(掃除とかね)なのも、甘えたがりなのも、人見知りなのも、意外と不器用なとこも、知ってる。
完璧でなくても、努力が時には上手くいかなくても、大丈夫。私たちは離れていかないよ。って伝わったらいいな。
去年のWKOREAのインタビューで「パク・ジミン」の核にいるのは?と訊かれて
「ポジャンマチャで友達と焼酎を飲むのが大好きな、スウェットパンツ姿のおばかな友達」
と答えていたのが印象的だった。
うん、ジミンちゃんらしい。笑
お友達と会ったり好きなお酒を飲んだり、もちろんメンバーと過ごしたりして、時々は休み休み。幸せに過ごしてほしい。心も体も健康であってほしい。
いつか来るその日も、どこにいても、そうであってほしい。
ジミンの幸せが私たちの幸せであることを忘れないでね。
親愛なるジミン、誕生日おめでとう。
ありったけの愛をこめて。
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