ヤフコメの添削機能の先…
ヤフコメに対して添削機能が始まっているようです。
『LINEヤフー株式会社は、「Yahoo!ニュース コメント」において、ユーザーの投稿前に、コメントポリシー違反に該当するコメントや、閲覧者が不快と感じる表現があった場合、AIにより表現の見直しを提案する「コメント添削モデル」の導入を開始した(2024年9月9日)』
ヤフーの記事って常時更新されますし、その大量にある記事に対して、大量のコメントが短時間で集まります。
実感として日本社会におけるヤフコメの利用頻度は高いのでしょう。
そして、この添削機能が作られたもとには、他人への誹謗中傷があるようです。
被害が実際にあるのですから、サービスを提供している企業としては、その対策は必要なはずで、その対策は人の手に負える物ではないでしょうから、機械に任せられるなら任せた方が良い訳です。
大量に生まれて来る有償無償のコメントを判断し、処理をして行く。
なぜ自分のコメントが添削されるのかとの怒りも機械ならば受け止められます。こういった場面で役に立つかどうか「AI」も正念場です。
この添削機能の先に、実現出来ないかなと思っている物があります。
それは投稿文書に対する「診断や分析」です。
投稿された文章から、その投稿者の性質を分析する。
投稿先の記事の分類から「嗜好」が分かり、同じ分類の記事に繰り返し投稿するようならその「熱中度」が分かります。
様々な分類の記事に投稿するようなら、興味の対象の広さもうかがえたりします。
投稿する文章の内容から、批判が多いのか、肯定が多いか。
そしてそれを他の投稿者の発言と比べて、多数派なのか、少数派なのかを見る。
単なる少数意見者なのか、数少ない有意義な意見を述べられる人なのか、知性の深さを測ることは出来ないのかな。
その人の投稿が多くなれば、その分析はよりその人物を知る物となってくる。
その分析結果を本人が見ることも出来れば、他人も見ることが出来る。
誹謗中傷が多い人はそのような解析がついてしまう訳で、自分を省みることもあれば、他人からの信用を失うこともある。
同じような性質を持った人同士でコンタクトを取ることも出来るかも知れない。
投稿された文章がデータとして扱えるならば、社会の総意も個人の特性も解析出来るのではないでしょうか。
せっかく無料で得られる大量の投稿を有意義なデータとして扱えないかなと思った次第です。