言葉より、ハグに救われた話。

すごい落ち込んでいて、目の前真っ暗、人生終わったように感じていた、仕事にもならないぐらいだった数ヶ月前。
いろんな人に話をして色々聞いてもらってスッキリして泣いた。泣いてまたすっきししていた。私は多分いろんな人にとりあえず言いまくってスッキリするタイプの人間だ。

一人の先輩は何にも言わずハグをしてくれた、何にも聞かず、ハグしてくれた。ハグされてまた泣く私。ハグされるのってこんなに嬉しいものだったっけって。思うぐらい嬉しかった。もちろん恋愛って感じじゃないけど、なんだろう。母性？聖母マリアに見えた。
その優しさが今でも本当に嬉しかったな。

私は人と関わる仕事をしてて、いろんな悩みとか不安を持ってる人と話す機会が多い。私には結局その人たちに悩みとか不安をわかってあげることができない。でも吐き出してもらって、すっきりしてもらうこと、ここでは弱い自分を出していいんだよって言える関係を作りたいって思ってる。言葉も大切だけど、ハグとか態度って言葉よりもやっぱり大切なんだなって改めて思った。自分のしんどいことなんて多分大したことないかもしれない。でも当事者は人生をどん底だって思ってるから。寄り添って、何にも言わず抱きしめてあげられる、そんな人に私もなりたいなっておもうエピソードでした。

言葉は思ってなくても言えたりする。言われて嬉しい言葉とかわかっていってくる人もいてる。だから騙されやすい。言葉以外のものはそんな簡単に終直できるものではない。人柄がもろに出る。
私はおしゃべりな方だけど、的確にアドバイスをしたり、悩みを解決するのは多分苦手。というか私ごときがアドバイスなんでできないって思うから。
とりあえず聞く。話をできるだけしてもらう。共感する。私には文句でも愚痴でも聞きますよって最後にいう。本当にしんどい時って人に言えないものだから。それが家族とか近しい人には言えないこともある。だから私はなんでも話していいんだっていうそんな存在になりたい。そこに何も言わずにはぐをするっていうこともできたらいいんだろうけど、私にできるかなとか思ったりするけど、私がされて嬉しかったことだから、してあげたいな。私何にも言えないけどハグならいつでもします、しんどい時は来てね。って言える人になりたい

人生どん底から這い上がってきた私は今はなんとか元気に生きてます。たくさんに人に私は支えられているって実感できたいい機会だったのかも。
あの時色々よからぬこととか考えて変なことしなくてよかったよ。人生楽しいよ。辛いことがある時って自分が成長するってよくいうけど、渦中にいる時は全くそれが理解できない。でも波が去って、少し凪ぐらいになった時に思うよね。あの経験は無駄じゃ無かったって。辛い経験を人と共有できたりさ、自分だけじゃないって思ってもらえたり。でも世の中にはもっともっと大変は思いをされてる人もいるのは事実で。だから少しだけでもその悲しみがわかったりできることもあるかもしれない。人生辛い人、どうしようもない人、私が何にも言わずにハグします。少しでも気持ちがおさまりますように。

結局はハグしてくれたことが嬉しいって話です🤣
どうせ過ごすなら楽しい方がいい◡̎

最後まで読んでくれてありがとうございました