#読んだ本を1冊ずつ紹介していく⑥
6冊目
「プロ奢ラレヤーのあきらめ戦略」プロ奢ラレヤー/著
Twitter上で、人々に奢られることを生業として生きている「プロ奢ラレヤー」による著書。
理想を追うのもいいし、世の中には「諦めるな!」という意見が溢れているけれど、諦めなかった結果として自分の首が徐々に締まっていったり、本当に首を吊ってしまう人もいるのが現実。
だから、必要ないことは前向きにあきらめて、本当に大切なことを大事にしていこう、っていうようなことが書かれてる本。
まあ日本には生活保護もあるし、本人のプライドさえ許せば、例え何をあきらめても生きていくことはできるしね。
俺も人に飯を奢られながら日々を生きられたら、食費かからず美味いもん食えるし誰かと話してられるし最高だなぁ
やってみよっかなマジで
話はだいぶ逸れるんだけど、宇多田ヒカルが約6年間「人間活動」と称して活動を休止したことがあったんだけど、その前後で変わったこととして、
「歌い方が、人間活動前は常に息苦しい感じだったんだけれど、活動休止を明けてみたら自然ととてもリラックスした歌い方になった」
と言っていたのを思い出した。
若い時は理想を追うからそれで
「ああしなきゃ、こうしなきゃ」
っていう重圧を自分にかけて苦しくなってしまいがちだけど、
6年間で大人になって、自分の今の環境とかを受け入れたり身の丈に合うような生活をするようになって、肩の荷が降りたのかなぁ…、
人間ってそんなもんかなぁ、って思った。
理想を追うということは、目の前の幸せを犠牲にするという側面もあるからね。
現代のこの豊かな国で、別にそこまで日常を犠牲にしてまで得る必要のある理想なんて、ほんとはないのかもしれないね。
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