#読んだ本を1冊ずつ紹介していく⑤

5冊目
「中学時代にしておく50のこと」中谷彰宏/著


確か中学生になったときくらいに、父が買ってくれた本。
今思い返すと、この本から色んな着想を得てきたかもしれない。


中谷さんは一人で何かを作ってそれを皆に見せたり披露したりするのが好きだったり、生徒会で皆の前で笑いを取ることを楽しんでいたそう。


でも友だちが多いかと言うとそうでもなくて、中谷さんは常々、「友だちは一人だけいればいい。大勢の友だちがいても、一人も友だちがいなくても、孤独を感じていることに変わりはない。」ということをこの本の中で主張している。
これにはとても賛成で、信頼できる人が数人いたらその友達を大切にするし、たくさん友だちがいると逆に「なんであの人は友だちじゃないんだろう、、」って思い始めて孤独を感じ始めるのがオチだったりする。


自分自身、中学時代から中谷さんを始めとする面白い人に憧れていて、
ちょっと奇を衒ったことをしてみたり、小難しい言葉や事象について調べたり、誰もやらないようなことを面白がろうとみたりして、
そうするうちに時たま現れる、自分の世界観に共感してくれる人との会話を楽しんでいた節があった。


それが今の行動力とか発想力みたいなものに繋がっている気がする。


歳を重ねる度に、やるべき事が増えていって、柔軟な発想力みたいなものが冷酷に潰されていく感じがあって。
行動の自由度は上がっているはずなのに、心の自由度は大人になるに連れて下がっていってしまうのかなぁ…


中学時代ってスバラシイ。

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