「いい人」から「面白い人」になる方法
「いい人」という言葉は、よく聞くものの非常に曖昧だ。
単に「優しい人」を指すこともあるし、皮肉って「都合のいい人」なんて言われることもある。
ただ、「いい人」という言葉が使われるときは、「可もなく不可もない」「害はない」という意味で使われることが多い気がする。
そういう流れで、「いい人」と呼ばれることに抵抗があったり、ぼんやりと悩んでいる人が多い。
自分はエンターテイナーとして仕事をし、生活をしている。
つまり「いい人」ではなく「面白い人」である必要がある。
どちらも人に危害を与えず、善良な心を持っている部分では同じだと思うが、両者に違いが一箇所だけあるとすれば
相手に「刺激」を与える存在かどうか、だ。
「いい人」と言われるときは、周りを考えすぎていたり、相手に極端に気を遣っていることも多い。無難に立ち振る舞うといった感じだ。
一方「面白い人」は、周りを傷つけないことを前提としながらも、予測できない飄々とした立ち振る舞いや突拍子もないことで周りを笑わせて驚かせる。
「いい人」+「刺激」=「面白い人」になる。
現在「いい人」と言われる人は、少しの刺激を足すと「面白い人」に化けることができる。
それでは、「刺激」とは何なのだろうか。
自分は誰かに与える「刺激」の根本は「大多数からズレている部分」だと考えている。
変わった性格、自分の抱えるハンデ、過去の経験、何でも人に与える刺激の素になる。
自分を押さえ込んで、存在しない普遍に自分を押し込めようとはしていないだろうか。
変わった個性や経験、ハンデやトラウマの類でさえも、自分の人間性の中に食ってしまえば、「面白い人」になる材料にできる。
そもそも「いい人」はすでに周りの人への気遣いや、優しさは十分に持ち合わせている。
気遣いや優しさは後から手に入れる方が難しいので、それは大きなアドバンテージだ。
だからこそ、「いい人」と呼ばれる人はもっと暴れていい。
というか、暴れるくらいでちょうどいい、
「いい人」は人を傷つけたり裏切ったりということが、するのもされるのも嫌いな人だ。
変わった経験や自分の個性を、誰かに刺激を与えて楽しませるために解放してみよう。
誰でも生きていれば一つくらいとんでもない経験があるはずなので、それを「刺激」に変えて上手く使えば、生きる上で大きな武器となる。
今日の一枚は、横浜ベイシェラトン&タワーズのシーウインド。
横浜駅前の好立地で、よく自分が打ち合わせに使うカフェである。
天井が非常に高くて開放感があり、落ち着いて話ができる場所を探しているなら、とてもおすすめだ。
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