ACミランvsナポリ 2024/10/30 前半
セリエA第10節ACミランとナポリ(ACミラン=ミ、ナポリ=ナ)
前半
基本フォーメーション
ミ 1442 ナ 1442
攻撃 1442 守備 1442 攻撃 1442 守備 1541
※フォーメーションの数字は捉え方によって異なります。この場合はGK,DF,MF,FWの順で記載しています。
ミ
攻撃
ビルドアップ
ナがアタッキングサード付近でのプレッシングで2FWになるためミはGK,CBの3人で起点となる。
ナがディフェンシブサードでは1541で守りを固めるのでブロックを固められないうちにフィニッシュまで行きたい。
①ミには質の高いSHがいるためそこで勝負を仕掛けるつもりだ。
そのためにCBが前向きでボール保持している際、近い方のSBは内側かつ高い位置を取りSHへのパスコースを空けている。
②ナVOがミVOに対してマンマーク気味に強くプレスをかけてきているのでFWがVOの間に顔を出す。(GK ,VO×2,FWの大きい菱形)
フィニッシュ
やはり質の高い攻撃陣は脅威になっていた。だが最後のシュートで精細が欠いていたり集中していたブロックの前にゴールを奪えず。
1541でブロックをしてくることが分かっているので前プレを回避した時にスピードを落とさずゴール前まで侵入することができれば違っただろう。
ナ
守備
アタッキングサードでは積極的に前プレでショートカウンターを試みる。
ミドルサードでは1541で守りを固める準備が主だ。連戦で疲労が溜まっていることもありミドルサードから積極的に前プレして押し込むようなことは選んでいない。
ディフェンシブサードでは1541で守りを固める。奪ったらルカク(圧倒的なフィジカル)で収め前進、カウンター。
1541になるときはRSHが5バックに下がりFWが下がり4ミッドフィルダーを形成。LSHとRSHを比べるとLSHの方が攻撃が優れ守備力が劣っているのでRSHが5バックになっていると推測できる。2FWを見ると圧倒的なフィジカルを持つタイプと機動力がありVOもできる異なるタイプなのでフィジカルを持つタイプが1541の1FWになっている。
ミ
守備
1442 積極的に前からプレッシングをかけショートカウンターを試みる。
SHがFWに対してアプローチして片方のサイドに選択肢を絞らせる狙いだ。
だが、ボールの移動中にプレスしないまたはSHが上がったスペースを監視しないのでそこをうまく使われてSHのディフェンスが機能しないシーンが見られた。
また、ルカクに対する守備やゲーム序盤や終盤の集中力的な部分も足りていないと考えている。スコアに直結している。
ナ
攻撃
基本的にはルカク頼りなビルドアップ。
アタッキングサードでは質の高い攻撃陣が積極的にシュートを試みる。
実力は拮抗しているが連戦の疲労や前進方法がルカク頼りな部分もあり1541から抜け出せないことが多くあった。
ただ、ミの集中力不足や決定力の高さで2点リードした。
後半へ続く。。。