[英詩]英訳聖書の話
※ 旧「英詩が読めるようになるマガジン」(2016年3月1日—2022年11月30日)の記事の避難先マガジンです。リンク先は順次修正してゆきます。
英詩のマガジンで取上げた詩のなかでときどき英訳聖書に言及しました。そのことについて、ごく簡単に話してみます。
英語に埋め込まれた聖書
英語で書かれた詩が聖書への言及をふくむのはある意味で当然です。なぜなら、英語そのものの中に英訳聖書がかなり埋め込まれているからです。そのため、英語が公用語であるインドなどでは、英語そのものの勉強のために、彼らの宗教とは違う宗教の英訳聖書も勉強します。その際、宗教のことは関係ありません。純粋に英語のために必要だから勉強するのです。
英語そのものの中に英訳聖書が埋め込まれているというのはどういう意味でしょうか。大きく分けて、聖書の故事に由来する慣用句と、聖書の言語に由来する語法とがあります。
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