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訪愛記2017(2)——ファヒータを求めて
ここで話題は一気に食へ移る。
アイルランドは食の天国のようなところがあり、ほぼどこでも美味しいもの、旨い飲み物が味わえる。隣の偉そうな国とはえらい違いである。
■ 食
今回のポイントは二つ。ファヒータとマーフィーズ。どちらも執念で追いかけたようなところがある。といっても短い訪問の間だから知れているけれど。
まず、ファヒータ。今回はチキンのファヒータ。チキンや野菜をトルティーヤのラップで包んで好みのソースを添えて食べる。ソースはサルサ、アボカド、クリームチーズの3種あり、混ぜてもおいしい。サンドイッチなどだとパンが結構なボリュームがあるが、薄いラップだとそこは多少抑えられる。メキシコ料理特有のパンチの利いたスパイシーな具材をラップで包み込み、ソースで自分好みの味にする。どんな組合せにしてもおいしい。
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食べたところはキラーニの Gleneagle Hotel にある O'D’s Restaurant というところ。メニューには
Sizzling fajitas
Chicken €14.50
Chicken Strips served with Eve McKay's Local Organic Tomato and Chilli Relish, Guacamole, Sour Cream and Flour Tortilla
とあった。トウモロコシでなく小麦粉のトルティーヤだ。
ファヒータなる食べ物があることも知らなかったが、一発で好きになった。
まず、味がおいしい。スパイスの利いた具材をトルティーヤでくるみソースを添える。そのバランスといえばいいか、ハーモニーといえばいいか、無上のすばらしさである。次に、簡単に食べられる。具材をトルティーヤに載せてソースをかける。それだけでさっと食べられて、このおいしさ。たまらない。ゆっくり味わってよし、早く食べてもおいしい。
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アイルランドではファヒータ用のミクスを売っていて手軽に家庭で作れるとも聞いた。短い滞在中、もう一度ファヒータを味わいたいと思い、ダブリンで試みた。
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