乱視のためのトレーニング(メモ)
※あくまで、一つの体験談です
そもそも
そもそも、自動車の運転免許証の更新を控えていました。
問題は視力検査にメガネをかけて臨むかどうか、でした。
いったんメガネで更新してしまうと、免許証にメガネ着用の旨が記載されるはずなので、それは不自由だと。
ここはひとつ、目の訓練を自分でしてみて、改善できるところがあれば、できるところまでやってみようと思ったのでした。
それで、やったのは、自己流の〈乱視トレーニング〉です。
といっても、ノウハウは持合わせていないので、インターネット上でいろいろ探しました。
結果からいうと、このトレーニングを半年つづけたら、免許更新に必要な視力は獲得できました。
なので、少なくとも、私には効果があったわけですが、万人向きかどうかは分りません。
準備
乱視の方向が左右か上下かを確認します。例えば次の所。
セルフチェックの方法
これは、次のような図を少し離れたところから見て、縦横どちらの線のほうが濃く見えるかを自分で判断する方法です。
もし、このセルフチェックでは、はっきりしない場合は、眼科などで精密な検査を受けるほうがよいのでしょう。
私の場合は、横線のほうが太く見えたので、左右方向の乱視だと、自分で判断して、そのためのトレーニングに進みました。なので、以下は、左右方向の乱視にしか当てはまりません。
トレーニング
左右を見る
右を20秒、左を20秒 見る
3D画を3Dで見えたまま遠近ずらす
まず、右いっぱいを20秒、左いっぱいを20秒 見ます。簡単そうに見えますが、右端を20秒じっと見ることはふだんないので、これは結構なトレーニングになります。
つぎに、3D画を見ます。3Dで見えた状態を維持したまま、遠くへ近くへずらします。3D画は何でもよいのですが、私の場合は、徳永貴久監修『どんどん目が良くなるマジカル・アイ』(宝島社)シリーズの本を使っています。このシリーズは数冊持っていますが、愛用しているのは、次の本です。
ネット上にも3D画はあります。例えば、次図(ソース)。
これが立体に見えたら、そのままで近づいたり遠ざかったりします。
頭蓋骨からの調整
まず、こめかみのところにある蝶形骨を人差指の腹で軽い力で前側に押し、1-2回深呼吸します。
つぎに、乱視やかすみ目などの症状が気になるほうの目の上の前頭骨のところ(眉毛の耳に近いほうの終わりあたりの、突起になっている部分)を指で(顔の中心方向へ)軽く押し、1-2回深呼吸します。
深呼吸が終わったら、その状態で眼球運動を、左右、上下、時計回り・反時計回りにおこなう。これでピントが合ってきます。
このトレーニングは後藤 敏勝さん(心と身体の自然 治癒サポーター)の次の動画を参考にしました。
【乱視】1分で乱視を調整する方法!〜私はこれで乱視が消えました〜
利き目でない目の調整
次が利き目でない目のトレーニングです。
目標を決めて左右それぞれの目で見る
棒状の物を左から右に動かし利き目でない目で見る
目標をもう一度左右の目で見る
まず、目標となる物体を決めて、その物を、左右の親指と人差指で三角形を作って囲みます。片方づつ目を閉じて、目標物がどれくらいずれるかを確かめておきます。
つぎに、何か棒状の物(ボールペンなど)を持って、左端から右端へ、ゆっくりと動かし、それを利き目でない目で追います。
利き目でない目を調べる簡便な方法は、何かを見て、そこに指を合わせます。目を片方づつ閉じてみて、指が大きくずれた場合は、そちらが利き目でない目です。
最後に、最初に目標とした物体を、左右の指で三角形を作って、もう一度、片方づつ目を閉じて、目標物のずれ具合を確かめます。トレーニングがうまく行っていれば、どちらの目で見ても、目標物が三角に収まっているはずです。
このトレーニングも後藤 敏勝さんの次の動画を参考にしました。
【乱視】1分で乱視を調整する方法!Ver2 〜利き目を調整せよ!〜
まとめ
以上をまとめます。
左右を20秒づつ見て、3D画を見て遠近にずらす
頭蓋骨からの調整(蝶形骨、前頭骨)
利き目でない目の調整
これだけで、どんなにゆっくりやっても5分はかからないと思います。これを毎日つづけて、私の場合は目のピントがよく合うようになりました。ご参考になれば幸いです。
経験からいうと、このうち、2 は整骨の専門家の理論に基づいた方法で、非常に簡単ですが、即効性があり、確かに効いていると感じます。この部分だけなら2分くらいで出来ます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?