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あるマガジンとピアニスト
2016年3月上旬に始めた英詩のマガジンとピアニストAとは、どんな関係にあるのでしょうか。
そんな疑問をいだいたアナタのために、駄文を弄します。
まず、世の中に英詩を理解したいという需要があると見立てたのは、そのピアニストです。EUのコンセプトの立役者であるフランスの思想家のフランス語の本に、断りなしに英詩が引用されていたのが直接のきっかけです。そんな引用の仕方を見ると、どう考えてもヨーロッパの知識人にとって英詩は当然の教養となっていると思われたのです。英米ではいうまでもありません。
では、ピアニストはなんでそう思ったのでしょうか。このピアニストは井上陽水のトゥアーでピアノを弾いていた頃から、ボブ・ディランの背中を見ているリチャード・マニュエルの心境でした(← 意味不明)。
歌の歌詞に並々ならぬ関心があったのです。そもそも詩とは、ことばの音楽です。がつーんと来る音楽と、ぐぁーんと来る詩とは、ピアニストにとっては等価でした。
Aの弾き方は、だいたいにおいてゴスペルとジャズの間のようなスタイルです。そういうピアニストはいっぱいいますが、とりわけキース・ジャレットが弾く「マイ・バック・ページズ」というボブ・ディランの曲の演奏がお気に入りでした。
ジャズとフォークというのは一般には無関係に見えますが、このキースのような例は意外にあるのです。もう一つだけ例をあげると、イングランドの天才シンガー、ニック・ドレイクの歌を鮮烈な解釈で聞かせるブラッド・メルドーがいます。
ともかく、そんなこんなで、Aは英詩のマガジンを始めたのでした。この地味なマガジンは、最低でも、あと1人は購読者が増えないと、その地味な灯火が消えようとしています。どうか、清き一票を!(← 錯乱して何をいっているか自分でもわからなくなっている)
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