[万葉]a branch of the willow (巻19.4142)
大和歌を英訳で読むマガジン(4) の第2回は万葉集巻19の4142番の歌です。
春の日に 張れる柳を 取り持ちて 見れば都の 大路思ほゆ
春の日に、ふくらむ柳の枝を折って手にとって見ると、都の大路が思われる。(英語万葉集)
京(みやこ)を離れた人たちの京に帰りたい思いを表した歌です。ある意味で普遍的な主題といえます。
英訳を通してこの歌をながめてみます。
目次
読み下し文
英訳
解釈
日本古典文學大系 (1957)
新潮日本古典集成 (1976)
中西進『万葉