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イメージトレーニング

4、扁桃体はコントロールできるか?

扁桃体にまつわるお話の第3回目で、今日は「扁桃体はコントロールできるのか」といった内容です。こんな話題についても、ネット上では参考になりそうな記事が出ているようですね。

その記事のテーマは「扁桃体をコントロールしよう」というもので、その具体的な方法としてイメージトレーニングを使うということでした。内容はそんな感じです。

フト思ったのですが、イメージトレーニングって、引き寄せの法則の応用ともいえるんじゃないでしょうか。まあ、私の意見はさておき、記事に書かれていた内容は普通に行うイメージトレーニングの方法と比べて特に変わりなさそうな、そんな感じのものでした。

最初は「自分が憧れるような、理想的な未来の自分の姿をイメージしましょう」と書かれています。つまり、理想的な状態にいる自分やその時に感じる気持ち、周囲の環境といったものを想像しましょう、そういうことですね。

次いで、「自分の願いが叶い、心身共に満たされた幸せな人生を送っている姿を思い浮かべて、その様子を文章にして書き出しましょう」と続いていました。これは夢が実現して素晴らしい未来を手に入れた自分をイメージしている、その状態をキチンと言語化して自分の中に落とし込むという作業も行いましょうというのです。

言語化するためには詳細なところまでイメージが出来ていないと、なかなか困難です。
・イメージしているのは何年後の何月頃のことか
・その時、自分はどこに住んでいて、どんな仕事をしているか
・どんな場所にいて、その時には何をしているのか
・どんな服装をしていて、周囲には誰がいるのか    などなど

例えばこんな感じです。
・今から5年後の2027年、そろそろ寒くなってきた10月の終わりごろ
・自宅は今と変わらないが、フリーランスを卒業して開業することになった
・仕事場としてオフィスがワンルームマンションにオフィスを構えた
・場所は6階、窓の外も暗くなってきた
・これから、呼ばれて行なうセミナーの講師として話に行く
・講師って何回やっても緊張する、最近少しマシになったが・・・
・ネクタイを締め直し、ジャケットを羽織って、そろそろ出かけようか
こんなイメージをしたとします。
その記事には、さらに続けてこんなことが書かれていました。

自分が書いた「自分の理想的な状態、理想的な未来の自分の状態」、これを部屋の壁に貼っておいて毎日それを見る、そしてニンマリとしなさいと。毎日これを見て、その理想的な自分のイメージを自分の中に刷り込んでいくですから、これって、まさに願望実現でよく使われる方法そのものではありませんか。

イメージトレーニングは、アスリートの世界ではもはや当たり前のことだと聞きます。そう考えると、私たちは少し遅れているのかもしれません。

でも、自分が書いた理想的な時の事を読んでニンマリするって、いいですね。扁桃体は、いわば感情に関わる場所です。ニンマリできるという事は、それだけ自分にとって心地よいという事です。つまり、自分でもそれを喜んで受け入れることが出来るという事。

自分でイメージして、それを言語化して、それを喜んで受け入れることが出来れば、それを引き寄せることは十分可能でしょう。一度みんなでやってみませんか。

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