食品添加物の種類
食品添加物にはさまざまな種類があります。その数たるや、予想を大きく上回るものでした、単に私の考えが甘かっただけかもしれませんが。どんな種類が有るかというところは、その食品添加物がどんな用途で用いられるかに応じて決まるようですが、そういった用途の名前がカテゴリー的な位置づけにもなっているように感じました。
では、いったいどれくらいの数のカテゴリーがあるのとなると、何とも分かりづらくかんじました。肝心のカテゴリーがどのような名前になっているかが分からなかったからなんですが、地道に数えてみたら(嘘です、一覧があったのでそっちを使って数えましたら)18項目ありました。つまり、用途別に分けると18種類ということですね。それらのグループの中に各種食品添加物の名称が並ぶという事でしょう。ただ、その表示については別のルールがあるようです。この辺りの棲み分けというのでしょうか、消費者にとって分かりにくくなっている原因じゃないかとも感じます。
グループの名前、つまり用途の一覧といったところですが、これを挙げていくと、「甘味料・着色料・保存料・増粘剤、安定剤、ゲル化剤又は糊料・酸化防止剤・・発色剤・漂白剤・防かび剤又は防ばい剤・乳化剤・膨脹剤・調味料・酸味料・苦味料・光沢剤・ガムベース・栄養強化剤・製造用剤等・香料」、この18種類でした。中には何となくでも中身が分かりそうなものがある反面、全然意味が分からないものもあります。
これらは、私たちが毎日口にするものの中に入っているのですから、知っておいて損はありません。というよりも、知っておかなければならないことなのかもしれませんね。特に、最近はいろいろな情報が飛び回るようになりました。どの食品はどんな成分が含まれているから「良い」とか「悪い」とか、賛否両論だったりします。どの意見を自分が採用するかは自分で決めなければなりませんが、判断の材料が出回っていると考えれば「よい」「悪い」といった評価は考えやすくなってきています。それだけにキチンとした知識を持っていないと、変なデマに振り回されたりする事にもなりかねません。
このブログでも、この18種類を中心にした情報を取り上げていきたいと思います。ただ、どこまでの情報が手に入るかは未知数なので、その時はごめんなさいとなるかもしれません。
以前に、ここで食品添加物として使用が認められているものについてどのくらいの数が有るかを書きましたが、そのリストはそれぞれの名称が五十音順に並んでいます。ですから、物質名は探しやすいのですが用途別に並んでいるわけではないので、同じような役割のものがいくつあるかについては把握に手間を要します。用途別の表のようなものが別にありますので、そちらを用いることにしようと思います。
こういったことを調べるうえで、加工食品を製造する企業のホームページを参考にさせていただこうと考えていることに加えて、日本食品添加物協会という団体もさまざまな情報を示してくれています。そちらも参考にしながら書いていくようにします。