ACAねのパワーとずとまよのベースが日常を彩る「残機」
第1話ED Vaundy「CHAINSAW BLOOD」を書いたものはこちらから読めます◎併せてお読みくださると嬉しいです!
水曜日の深夜24時、アニメと原作の更新で話題持ちきりの『チェンソーマン』。
Twitterのトレンド入り必至の今作の週替わりEDテーマ、第2話はずっと真夜中でいいのに。の「残機」だった。
コメントの端々から”さてはACAねさん、パワー推しだな?”と感じる。
パワーは第1回人気投票で映えある1位を獲得しており、本作のヒロインともいえる。原作ファンや2話を観た人はわかるであろう、王道ヒロインとはいえない癖ある彼女。個人的には銀魂の神楽が過ぎる。もちろん好き。
そんなパワーの初登場回で流れた「残機」。ずっと真夜中でいいのに。(以下、ずとまよ)の魅力のひとつ、ゴリッゴリのベースがイントロから炸裂。
ボーカル・ACAね以外は特定メンバーを為さないずとまよだが、今作のベースを担う二家本亮介はMV5800万回再生超え(2022年10月25日時点)の「お勉強しといてよ」をはじめ、ライブメンバーとしても携わっている。
「KICK BACK」「CHAINSAW BLOOD」は両曲ともチェンソーのエンジン音始まりであったが、あの重厚感を音楽に置き換えると、たしかにベースがしっくりくる。
ベースに合わせて流れるように紡がれていくリリック。メロディーだけでなく、歌詞にもハッとさせられる仕掛けがある。三次会と惨事会を掛けていたり、作中のグロテスクさを匂わせる合図血(相槌)という当て字。
私のお気に入りは1サビ直前の”モットーもっと?”。第2話で早川アキ(主人公デンジの先輩デビルハンター、チョンマゲのような髪型が特徴)に悪魔への態度を問い詰められるデンジのシーンを彷彿とさせる。十分幸せな普通の生活を手に入れたデンジが、次に置いたゴール=モットーは胸を揉むこと。パワー同様、真っ当な主人公らしくはないデンジのキャラクターがよく表れている場面だ。
それらの仕掛けを含め、全体的に早川家(デンジ・アキ・パワーの3人)にフォーカスが当てられている「残機」。
息ぴったりとも相性バッチリとも言えないチグハグな3人が、これからどんな仕事を、生活を送っていくのか。ED映像は3人それぞれのカットが描かれており、悪魔や戦闘などから離れた日常を感じさせる。
ずとまよver.のMVも解禁されているので、ED映像と併せてぜひチェックしてほしい。チェンソーマンを連想させる戦闘シーンが印象的で、コマンドで残機の数がバグっている芸の細かさも要注目。
登場キャラが増え、だんだんとストーリーも見えてきた『チェンソーマン』。続く第3話のEDも待ち遠しい。
【追記】
第3話ED、マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」はこちらから読めます!ぜひ!
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