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オリエンテーション最終日。旧市街で私的打ち上げ

8月30日 快晴
朝6時に目が覚める。前から少し気になっていたFacebookやLinkedInなどのSNSのアカウントの登録メルアドや電話番号をチェックしていたらあっという間に時間が経ってしまった。いつものコースで朝の散歩に行く。フェリー埠頭から大きくまわってToomparkを通り、日本大使館の前から旧市街に入って馴染みの飲み屋(今は閉まっている)を通り過ぎて大学前まで戻ってくる。今日は新しいルーチンとして散歩の最後にジムに寄って、少しだけ筋トレする。ジムの前では今朝はエストニア人の新入生のキャンパスツアーに遭遇する。その後、スーパーマーケットでトマトジュースを買ってきて寮の部屋で飲みながら、今日のニュースをチェックする。

旧市街の一角にある日本大使館
そこから旧市街に入る
Nimetaバー(Bar with No Name)
この前パーティをやったRuddy Baar
キャンパスでエストニア人新入生のキャンパスツアーに遭遇

メールボックスを確認していたら、米国ビジネススクールOBの日本支部から住所変更の手続きのフォローアップメールが来ていた。エクセルで記入する形だったが、アップルの表計算アプリ、Numbersを使って記入して提出したため、書式違いで向こうで読めなかったらしい。今日が〆切なので大急ぎでPCを立ち上げ、セーブし直す。とにかく寮の自室で午前中にこれをやっつけて、大学に戻り、大学のログインシステムへの登録に行く。が、教育学部の教務課の手違いとかでまた差し戻しがあり、月曜日にならないとシステム登録ができないと言われる。まあ、月曜日でもまだ間に合うので、また仕切り直しだ。

午後2時から中庭で2024−2025スクールイヤーのオープニングセレモニーに参加する。元々、中庭に面している校舎、ノヴァ棟の入り口はコンサートステージのような造りになっていて、そこにプロフェッショナルな音響・撮影機材を総動員して準備万端だ。流石に映画学部がある大学だけある。学長のスピーチと合唱隊の歌、学生会のスピーチなどですごく盛り上がっている。

中庭に面したノヴァ等の入り口。もうほとんどコンサートステージだ。
学長のスピーチ
学生会長のスピーチ
会場の中庭は普段見ないくらいの人だかりでごった返している。

セレモニーは30分ほどで終わり、その後も学生有志によるダンスや歌の披露、模擬店、新人を募集するクラブや学生会のブースなどで宴は延々と続く。僕は混成合唱団と男性合唱団に興味があるので、来週のオーディションの予定などを聞いておく。あ、後、できたばかりの日本クラブにも興味があって話を聞きにいくと、割と近場のラーメン屋のことを教えてくれた。

ダンスチームの演技
男性合唱団の面々
ダンスチームのギター担当の少年
日本クラブでエストニア人の学生から紹介されたラーメン屋、ラーメン太郎

日本人留学生のAさんを誘ってラーメン太郎に行く。寮から歩いて15分。割と素っ気ない外観で中も結構狭い。麺の細い「元祖博多ラーメン」ではなく、中太麺の「博多ラーメン」を麺カタで注文。これが結構本格的で美味い。営業時間は通常12時から8時まで、日曜定休で午後3時まではランチ割引あり。これからもお世話になります。

ラーメン太郎の外観
階段を下りた店内
日本人の店長と店員。サービスも良い
博多ラーメンファンは元祖博多ラーメンを頼むのだろうが、僕は北海道派なので中太麺で
本格的なスープと麺で大いに満足、美味い

Aさんと別れ、旧市街へ。今晩は米国人留学生のロバートとバーホッピングの予定だ。Viru門前で彼と待ち合わせて最初のバー、Headless Chickenに向かう。ここは急な階段を下りて8畳程度の狭い店で、指輪物語を思わせる中世のデザイン。バーテンダーも修道着を着ている。ここでいつもの500mlの生ビールを飲む。事前の約束通り、一杯で次へ。

旧市街の中にあるトンネルを抜けると。。。
Headless Chickenの入り口。急な階段を降りていく
中世を思わせる狭くて薄暗い空間
パーテンダーも修道服を着ている

2軒目はロバートのイチ推しのShimo。バーテンダーのロブは気の好いおっちゃんで、店名の由来は日本語の「霜」から来ていると教えてくれた。寒いエストニアらしい名前だ。ここでも生ビールを一杯ずつ飲む。

Shimoの外観
Shimoのカウンター
結構広々とした店内
Shimoのオーナーで店長のロブ

3軒目は日本大使館近くのPhilly Joe's。と思ったのだが、行ってみるとここはライブジャズの店、カバーチャージは20ユーロ。8時に着いたが演奏は9時から、それも今晩はインディーズロックナイトらしい。ちょっと我々の好みと違うので、また日を改めてくることにする。

旧市街の広場。午後8時でもまだまだ明るい
ジャズバーのPhilly Joe's
洒落たバーカウンター
毎日のようにステージがある。良いジャズがあったら聴きに来たい

本当の3軒目は旧市街中ほどのBeer House。ここはドイツ風のビヤホールで、ここでもライブミュージックが流れている。中はあまりに広くて、結構混んでいたせいか注文を取りにくるのが遅い。僕たちは今日のオープニングセレモニーの話で盛り上がる。僕は500ml、ロバートは1Lの生ビールを飲んで次の店へ。

Beer Houseの外観
中は広々としていて、生バンドで踊っている人たちがいた
ドイツビールの店だ

途中で中国酒の茅台をテーマにしたこじんまりしたバーを見つけたので、そこで茅台とウィスキーを一杯ずつショット飲みする。エストニア人のママさんは茅台の普及に情熱をかけている、と言っていた。

茅台バー
茅台ショット2ユーロ。ボトルでも売っている
エストニア人のママさん

5軒目はこの前のパーティ会場のRuddy Baar。今日はお客も我々以外には一人しかいなくて静かなものだ。いつもの生ビールをいっぱいずつ飲む。

今朝も散歩できた、Ruddy Baar
旧市街のバーのバーテンダーは皆んな快活で話し好き

途中でカラオケバーのSatumaaを覗いて見るが、すごく混んでいてうるさいのでパスする。

カラオケバー、Satumaa
中はすっごく混んでいた

〆はすでに馴染みのMad Murphy's。ここも今晩はミュージックナイトで、The Tri-Tonesという3人組のバンドがロカビリーを演奏していた。ダブルベースを弾きながらシャウトするボーカルの女性が印象的だった。揚げ物盛り合わせを食べながらバーテンダーのアンドレと会話を楽しみ、生ビールを飲む。今夜はこれでお開きにする。

Mad Murphy'sに辿り着く。
Tri-Tonesのボーカルの女性。ダブルベースも担当
結構良い感じのバンドなので、興味があったらYouTubeで観てみてください
バーテンダーのアンドレとも仲良くなった。左はロバート
揚げ物盛り合わせ。11ユーロ

今日行ったお店はどこも生ビール5−7ユーロ。旧市街には趣の異なる飲み屋がたくさんあるので、はしご酒がオススメだ。

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