![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65960654/rectangle_large_type_2_80ca79ac5addff2a8f55e3163db05092.jpeg?width=1200)
再帰アルゴリズムと故事成語の木曜日。
おはよう、11月18日木曜日。今日も曇りでところどころ晴れ、の予報。北北西の風が7kmと強くないので、体感温度は気温と同じ5℃だ。
今日は9時からアレックスとアルゴリズム論の宿題の答え合わせがあるので、その勉強を即席でやる。で、彼とのミーティングのために隣のビルの珈琲屋、ユーレカに行く。大体答えは合ってきた。ブルキナファソ出身のアレックスは物静かな青年だが、頭は切れる。最近一番懇意にしている友人の一人だ。
その後は少し早い昼ごはんのために拾年珈琲に行く。ここはまだ行ったことが無かった。学堂路の南の方にある、花屋に併設された小洒落た喫茶店。雰囲気は素晴らしいが、食べ物のメニューとクォリティは今ひとつだった。
ササッとエビスパゲッティ(52元)を食べてその後、学生サービスセンターのあるCビルに行く。ここの2階には学生活動室がいくつかあり、器楽演奏やダンスの練習も出来る。今日は12:00から日本人留学生会の有志で、Gala Night用のダンスの練習をした。会長が頑張って結構素晴らしい振り付けをしてくれた。ダンスに関しては僕が一番足を引っ張っているが、なんとか最後まで通しで踊って、ビデオに収録した。このビデオで後から反省、いや復習する。このために買った、ヲタ芸用のライト棒も結構良い味を出している。
練習後、急いで寮に帰って、中国語の発音特訓レッスン。時々四声を直されながら、しっかり20分間頑張った。
その後はまたアルゴリズム論の宿題の仕上げと提出。慣れていない分野なので、あまり出来たかどうか手応えがない。まあ、気長に頑張るか。で、もう一つの宿題の中国史、秦王朝創成期の戦略から生まれた四字熟語の説明プレゼンテーションの準備をする。僕たちのグループは10人くらいで秦王朝の何かを話すことになっていたので、僕は故事成語を簡単にまとめることにしたのだ。話す内容はすなわち、『一挙両得』、『合従連衡』、及び『遠交近攻』である。こんなことならキングダムをもっと読んでおけば良かった。まあ、僕の持ち時間は5分もないので、こんなものだろう。
17:00から清青カフェで日本語学科のSさんと夕食。その時に友人で日本語教師のK教授が隔離に入ったとの情報をもらう。運悪く感染者の濃厚接触者と濃厚接触したらしい。連絡してみたら、オンライン授業をしてもらう学生には悪いが、家にいて普段より家族との時間を持てるのは思わぬボーナスだと言っていた。あまり心配はいらないらしい。話は戻るが、今日清青カフェで食べた骨なし鶏唐揚げセット(38元)は結構美味しくてかつ食べやすく、オススメだ。
夕食後はレストランからそのまま第四教室楼422号室に行く。19:20からのアルゴリズム論の授業だ。赵教授はミネソタ大学卒だけあって、英語も解りやすいし、教え方も明快だ。今日は繰り返しループを含む再帰的アルゴリズムの計算量をビッグOとかΘで表す練習。授業中、僕がする質問の答えは大体、教授のプレゼン資料の次のページに載っている。うん、だんだん思考回路がフィットしてきている気がする。完全に分かり始めるまでもう少しだ、頑張ろう。(ていうか、まだ分かってないんだ、ということがわかってきた。無知の知、というやつだ。) 授業後、アレックスと赵教授と3人でコロナ禍が世界及び中国の大学教育に与えた影響に関して話していたら、結構遅くなった。でも、赵教授が、学生とのコミュニケーションを大事にしていることがわかって、少し嬉しい。
アレックスと一緒に自転車で寮に戻る。で、僕一人になったら一階(何故かこの寮ではヨーロッパ風にゼロ階と呼ぶ)のマシンジムに行き、筋力トレーニングのルーチンをいつも通り2回やる。終わって22:30。ふと、タンパク質を取ろうと思いついて、自転車でCビル地下の天猫スーパーマーケットに行く。あれ、この時間は何故かスーパーの中はカップルだらけだ。男性同士のカップルもいる。(手を繋いでいるのでそうと分かる。)僕だけ一人なので、早く選んで買って帰ろうと思い、急いで店内のタンパク質を探すが、見当たらない。そこに同じ寮のフランス人大学院生Mが来る。彼も彼女連れだ。タンパク質の売り場の場所を聞いてみるが、ここにはタンパク質はあまりないと言われ、鶏のササミを食べろと言われる。(実は、だから買ってみた。)それ以外に牛乳を買って帰る。
家に着いてササミを食べて牛乳を飲んだ。で、今日はもう寝る。