寮とキャンパス、行ったり来たりの水曜日
9月18日水曜日 晴れ
午前7時半に起きて、久しぶりに散歩に行く。でもまだ体調が万全ではないので短めのコースをとる。寮を出てから北上し、アドミラル橋を渡り、Kultuurikatelの煙突と旧市街北口のファットマーガレットの前を通ってToom公園へ。そこからフリーダム広場まで下って、Viru塔近くの花屋通りを抜けてナルヴァ通り経由で寮に戻ってくる。全行程6キロ。久しぶりにしては身体が軽い。
寮に戻ってシャワーを浴びてから、午前中はエストニア語の勉強。ちょうど空いてたランドリーマシンに洗濯物をぶち込んでキャンパスへ急ぐ。今日のランチは法学部のPhillip Webb Graves教授と食べることになっている。アストラ棟の前で待ち合わせてして、彼のオススメの学食OAASで今日の定食を食べる。コーク・ゼロも入れて9ユーロ。アメリカ人で民法教授のPhilの話は、タリンに2003年からいるだけあって、豊富な経験と知見が感じられて非常に面白い。OAASが混んできたので彼のオフィスに場所を移して話を続けるが、洗濯物の取り込みがあるので午後1時50分に辞去する。
トンボ帰りで寮のランドリールームに行ってみると、誰かが親切にも僕の洗濯物を乾燥機に移してスイッチを入れておいてくれた。寮とキャンパスの間は歩いて10分足らずなので、そこからすぐにまたキャンパスに戻って午後2時15分からのエストニア語の授業に出席する。今日の授業は90分間びっしり、数字、曜日、色、国籍などの単語を復習し、さらにその後食べ物に関するエストニア語を多数学んだ。
エストニア語の授業の後、寮に帰って乾燥機から洗濯物を取り出すが、やはり生乾きだ。しょうがないので全部寮の自室に持ち帰り、ハンガーで干し直す。終わったところでキャンパスVita棟の4階に戻り、午後4時45分から今週の合唱団の練習に参加する。今日は男性陣だけの練習で、出席者は僕を入れても4人だけだ。1時間で来年の歌唱祭用の歌を2曲、みっちり練習してお開きになる。僕は今日は風邪の治りたてで、しかも観たことも聞いたこともない新曲もあったので、あまり上手くは歌えなかったが、とりあえず練習はこなした。
その後は午後6時からの日本語カフェに参加する。ここでは1時間、ほぼ初対面のエストニア人たちと会話して、日本語と日本文化の普及に努める。終わった後、彼らから旧市街のパブに行こうと誘われたが、今日はロバートと飲みに行く予定なので断る。ところがその直後、ロバートに電話したところ、今日は彼が風邪ぎみで具合が悪いと言われて、彼との飲み会はキャンセル。こんなことなら日本語カフェの面々と一緒に飲みに行くべきだったと思ったが、もう後の祭りだ。仕方がないので寮に戻ってきて、自分で簡単なサンドイッチを作り夕食を済ます。明日は明日で結構忙しいスケジュールが待っているので、今日は早めに休むことにする。