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Viru湿原の美しさに感動した日曜日

9月22日日曜日 晴れ
今朝は7℃、結構寒い。長袖、ロングパンツで少し長めのカドリオル公園・旧市街ルートで10kmほど散歩する。

今日の散歩ルート。いろいろな名所がカバーされていて、歩いていて楽しい

帰ってきてクイックでシャワーを浴びて、昨日IKEAで買った、机の上に置く棚の製作に取り掛かる。下に行って管理人のおばさんからプラスのドライバーを借りてくる。30分で完成した棚は、少し大きめだが、それなりにフィットした。

こんな感じで小テーブルを本棚代わりに使って、少しさっぱりした。左側はルームメイトのミトラの陣地

前にも書いたかもしれないが、ヨーロッパの大学にはErasmusという交換留学の制度があって、そこでの学生生活や活動をサポートするために、ESN(Erasumus Student Network)なる学生機関が各大学にある。今日はEstonian Business School(EBS)という大学のESN主催のBog Hikeがあって、僕も参加する。Bogというのは湿地帯の意味だ。僕たちが住むタリン市中心部から車で30分くらいのところにViru Bogという湿原があってネイチャートレイルが整備されている。EBSのESNがバスをチャーターしてくれて、有志で一緒にハイキングに行くという企画だ。12時にEBS前に集合。バス代は一人7ユーロ。

バスはViru湿原前の駐車場に到着
湿原に向かって歩き出す

現地に着いてネイチャートレイルを歩き出すと、青空と大自然に囲まれた素晴らしい風景が続く。今日の天気が良かったのもあるが、ここは尾瀬か釧路湿原か、というような美しい場所に街の中心から30分で行ける。なんという贅沢だろうか。空気は少し冷たいが、皆んなで歩いていると、とても清々しい。2時間ほどのハイキングを満喫して、来た時と同じバスでEBSに戻る。

美しい湿原の中を歩く
水面に映る青空の青が綺麗だ
Viru湿原の中程に立つ物見櫓
櫓から見た湿原
湿原の中を通る遊歩道は木版で綺麗に整備されている
そこかしこにある沼沢
青空に浮かぶ雲はもう秋の気配だ
白樺をみると北海道を思い出す。
帰りは林道の中を抜けるショートカットルートで帰る

予定より少し早く、バスは午後4時半前にEBSに到着。そこから僕は皆んなと別れ単独行動で、この前食べられなかったベトナム料理のPhoを食べに、Pho Barというレストランまで歩く。Tatari通り6番地という名前が微妙な住所にあるこの店の店内はシックな作りで、静かに流れるスロージャズもお洒落だ。頼むメニューはもう店に着く前から決めていた、特製牛肉Pho、価格は14ユーロだ。僕はまだベトナムには行ったことがないのだが、このPhoは絶対本場の味だ(と思う)。一緒に付いてきたシトラスを絞って食べると凄く美味しい。モヤシと唐辛子が付いてこなかったのは残念だが、その点を勘案しても5点満点中5点の味。昼は割引のランチメニューもあるとのことなので、絶対また来ることにする。

タタリ通り6番地のPho Bar
お店の内部はとてもお洒落だ
特製牛肉Pho、14ユーロ。ちょっと食べかけ
他にもいろいろなメニューがある

ここからは3番のトラムで大学寮まで帰れる。電停で10分ほど待っていたら僕のトラムが来たので乗る。

秋分の日の今日、午後6時過ぎはもう夕方だ。
大学の前まで連れて行ってくれる3番のトラム

寮で少し休んで、近くのハイパーマーケット、Rimiに行く。買うのはチーズとヨーグルトとコカコーラゼロ。20ユーロちょっとの買い物に200ユーロ札を使うのは若干顰蹙ものだが、許してもらおう。帰ってきて夜食にヨーグルトを食べて、今日は寝る。さて、地球の裏側ではそろそろドジャースの試合が始まる頃だが、今日の大谷選手の調子はどうかな?

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