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清華大学のスーパーマーケットとCOVID-19対策

07:50 昨日、天猫で購入したドリップコーヒーの器具が届いた。寮の管理人に消費電力をチェックされ1000W以内だったので合格(学生寮では防火のための手順が細かく決まっている)。今日から淹れて飲もうと思い、朝からC棟に行く。C棟(C-Buildingで通じる)には学生服務センターがあって、銀行・携帯電話などのサービスが集中している。地下にはアリババ系の天猫スクール・スーパーマーケットがあってたいていのものはここで買える。あさ7:00から夜11:30までオープンしているので、授業が22時まであっても大丈夫。でも残念ながらコーヒー豆は置いてなくて、インスタントコーヒーしかない。(やっぱり防火の関係か?)しょうがない、週末に外のスターバックスで買ってこよう。ついでに寄ったスクールブックショップでElementary Chinese A(初級中国語)の教科書(79元)と清華大学ロゴ入りのノート2冊(8元ずつ)を購入して寮に帰る。

今日は明日からの中秋節三連休の振替登校日なので来週月曜日の授業があるが、夕方までは結構時間がある。で、組合せ理論の宿題の最終チェックと機械学習のKaggle関連情報収集、初級中国語の予習、中国史入門のレポート提出のための中国仏教研究などを少しずつ行う予定。

少し清華大学のCOVID-19対策に関して書いておく。中国では小規模のローカルコミュニティである『社区』を中心に体温検査・入退出管理・必要な隔離の徹底などが行われるが、清華大学は一つの大きなコミュニティなので大学単位でそれが行われている。キャンパス内外の行き来は制限されていて、現在は入退出どちらにしても届出が必要。これは通いの学生や教授にも適用される。もし北京や国内主要都市で感染が確認されると制限が一段階上がって事前の入退出許可が必要になる(最近までそうだった)。キャンパス内では頻繁な体温検査と行動記録があって、寮生の僕達は朝起きるとロビーの管理人さんに体温を訊かれる。ドアのところに非接触の体温計があって簡単だ。あと、基本的にキャンパス内の全ての建物に入るには学生証の提示(非接触で磁気記録される)と体温検査が必須。これらはビッグデータとして管理・活用されていると思料する。僕のスマホには中国全国用の『通信行程カード』、北京市の『健康宝(Health Kit)』、清華大学独自の『清華紫荆カード』の三つが微信(ウィチャット)システム内のCOVID-19関連ミニアプリとして入っていて、必要に応じて使う。これらのアプリは先述のビッグデータと連動していて、滞在場所・時間やキャンパス外での渡航・行動履歴、最近のワクチンやPCR試験の有無・結果の情報なども勘案して僕の(自分及び他者に対する)安全性を証明する。自分としては個人情報の流出を心配するよりもCOVID-19やそれ以外のリスク軽減効果があると思うのでかえって安心している。あと、物理的にはキャンパス内で結構多くの人がマスクをしているし、食堂ではテーブルを鬱陶しいくらいプラスチックの板が分断している。でも基本的には皆んな、ここでは誰もコロナには罹っていないと思っているし、僕もそう思っている。

今日の昼ご飯はひとりなのでキャンパスの西側まで遠征。荷園は明るい雰囲気で教授連も利用していて落ち着く。17.7元。

中国史入門の仏教研究をしていたらもう夕ご飯。寮の友人のFと食べる。その後軍楽隊の練習を見学してから組合せ理論の授業へ。その後、寮内の自宅でワイン飲み会。一人で一本半飲んだのでよく眠れそうです。

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