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置かれた場所で咲くこと

今置かれている境遇や環境に不本意な時っていうやつは誰しもあると思うし、自分自身もそれで苦しむ時期ってのは人生の中で学生(浪人)時代も含め、決して少なくはなかったんですよね。

その状況下に置かれているその瞬間にはなかなか前向きになることが難しい瞬間も多いかもしれません。ただ、そんな状況に置かれたことがあったからこそ、レジリエンス(社会的ディスアドバンテージや、己に不利な状況において、そういった状況に自身のライフタスクを適応させる個人の能力、とのこと。Wikipedia。)であったり、いわゆる胆力が磨かれたことは間違いないなと思うわけです。

そしてそんな時に決まって読んだり見たり聴いたりする自分応援アイテムってのはいくつか持っておくと良くて、それが自分にとっては「置かれた場所で咲きなさい」という本であったり、スティーブ・ジョブズのあまりにも有名なスピーチであったり、ミスチルの「Any」だったりするわけです。

先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。だから将来何らかの形で点がつながると信じることだ。何かを信じ続けることだ。直感、運命、人生、カルマ、その他何でも。この手法が私を裏切ったことは一度もなく、そして私の人生に大きな違いをもたらした。
上辺ばかりを撫で回されて
急にすべてに嫌気がさした僕は
僕の中に潜んだ暗闇を
無理やりほじくり出してもがいてたようだ

真実からは嘘を
嘘からは真実を
夢中で探してきたけど

今 僕のいる場所が 探してたのと違っても
間違いじゃない きっと答えは一つじゃない
何度も手を加えた 汚れた自画像に ほら
また12色の心で 好きな背景を描きたして行く

いろんなことを犠牲にして 巻き添いにして
悦に浸って走った自分を時代のせいにしたんだ
「もっといいことはないか?」って言いながら
卓上の空論を振り回してばっか

そして僕は知ってしまった
小手先でやりくりしたって
何一つ変えられはしない

今 僕のいる場所が 望んだものと違っても
悪くはない きっと答えは一つじゃない
「愛してる」と君が言う 口先だけだとしても
たまらなく嬉しくなるから それもまた僕にとって真実

交差点 信号機 排気ガスの匂い
クラクション 壁の落書き 破られたポスター

今 僕のいる場所が 探してたのと違っても
間違いじゃない いつも答えは一つじゃない
何度も手を加えた 汚れた自画像に ほら
また12色の心で 好きな背景を描きたして行く
また描きたして行く

そのすべて真実

今の自分のキャリア1つ1つは、決して自分のWillのみで構成されたものではなく、たくさんの葛藤と苦悩と涙の中で偶発的に積み上げられたもの。それでもやりたいことをやる機会を伺って獲得しながらももがき苦しんで、時に前向きになりながら、時に歯を食いしばりながら、そうして積み上げられたもの。そして気づくとそれらのキャリアが自分にとっての「強み」になっていたりする。

今を耐えるということが大事、というつもりはさらさらないけれど。

無駄と捉えることも、糧と捉えることも、全ては解釈1つで変えられる。置かれた場所で(置かれた場所から)どう咲くか、が大切だと思います。


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