"手書き"の良さを忘れかけていた
これは
日々のメモや気づき、振り返りなども含めてPCやスマホでテキストを打ち込んでばかりいた自分
手書きの良さに数年ぶりに気づいて手書きも共存する人生の歩み直しをしようと思った
その際に感じたこと、思ったことをまとめたもの
気づいたらPCやスマホでテキストを打ち込んでばかりの人生を歩んでいた
20代や30代前半くらいまでは手書きのシステム手帳をPC(やスマホ)と併用して使っていた
気づくと30代後半の今、システム手帳は引き出しの奥にしまっていて、PCやスマホでテキストを打ち込んでばかりの人生を歩んでいた
IT系の会社で働く機会も多く、デジタルのメリット、アナログのデメリットばかりに目がいってしまって、デジタル一辺倒になっていたように思う
※ここでは、デジタル(テキスト打ち込み)、アナログ(手書き)として扱う
デジタルのメリット、アナログのデメリット
デジタルのメリット
PCやスマホでネットにつながってさえいればいつでもどこでも検索して過去の情報にたどり着くことができる
なんとなく手書きよりもキーボードで打ち込んだ方が書くのが早い
アナログのデメリット
手帳を持っていなかったら書いた情報にアクセスできない
ぱっと検索して必要な情報にありつけない
手書きはなんとなく書くのに時間がかかる
ふと引き出しから出てきた社会人なりたて時代の手書きメモ
自分の四半期目標を自分の中で腹落ちさせるために、自分はそもそも何をしたいと思っているのかという、上段から1つ1つ丁寧にブレイクダウンさせていく思考プロセスを書き残していたメモが見つかった
20代に書いていたものにもかかわらず、読んでいくと当時の記憶が情景や心情含めてとても臨場感高く蘇ってくる実感があった
当時の内省について手触り感を持って思い出すことができた
これはデジタルでPCやスマホに残していたテキストではあまり味わっていない感覚だった
もしかしたら手書きで文字を残していないことでとんでもないロスを自分はこの数年の間にしちゃっていたんじゃないかという気がしてきた
アナログのメリット、デジタルのデメリット
アナログのメリット
なんとなく、書いた情報が自分の身体により深く刻まれる感覚がある
紙なので決して電池が切れない、ネットがないからつながらない が無い
閲覧性があるので偶然の振り返り、偶然の過去のページとの出会いが起こりやすい
デジタルのデメリット
なんとなく、PCやスマホでアプリを立ち上げたり、ウィンドウを見やすい位置に修正するなどの事前作業が煩わしくて心理的ハードルになる
閲覧性がないので過去のページやデータには"意図した検索"がない限り再会できない
検索性のデジタル、閲覧性のアナログ
検索性のデジタル
そもそもデジタルの強みは検索性なのだけど、そこには「意図」がないとなかなか過去のデータには再会できない
閲覧性のアナログ
そもそもアナログの強みは閲覧性で、「意図」がなくとも偶然の再会ができやすい
※上記は私個人の特性も含むので、他の人にとってはその限りではない
手書きも共存する人生の歩み直し
ここしばらく、気づきやメモなど内省の機会に繋がりそうなものは意識的に手書きにしている
デジタルとアナログそれぞれのメリットはあるのでどちらか一方を使うというよりは、共存が今の自分にとっては最適解
アナログを活用することで、内省の機会を意識的に、習慣的に持てるようになってきた←これがわりと価値が大きい気がしている
もうすぐ40代が近づいているし、結婚、出産、育児、親の死など、ライフイベントが一気に波のように押し寄せて来た。その中で、きちんと内省の機会をもって、自分の中でのアンラーニングだったりスタンスの整理をやっていきたい
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