『Boom Boom Back』でのマーケティングについての記録
2023年2月13日、BE:FIRSTの『Boom Boom Back』が配信開始されました。
この曲は今まであまり用いられて来なかったマーケティングが用いられていたので、2点記録しておこうと思います。
1.発表は公式でなくダンサーから
2023年1月6日、この曲は「BBBチャレンジ」として、ダンサーのInstagramとTikTokのアカウントから配信されました。
ただ、この時点では曲名をアーティスト名も伏せていた状態でした。
しかしながら、その日のうちに「曲がBE:FIRSTのものである」というコンセンサスが生成されていました。
では、なぜ彼らのものであるとわかったのでしょうか?
理由は2つあります。
理由1:特徴的な声の持ち主
音源が特徴的な声の持ち主(SHUNTOさん)から始まります。
一言でいうと、カッコイイ声です。
紅白歌合戦出場アーティストの声を聞き逃す大衆はいないわけで。
椎名林檎さんやミスチルの桜井和寿さんが歌えば誰でもわかるようなもんです。
本人曰く、「友達からすごい連絡きた」らしいです。はい。
自分も数秒聴いたらわかりました。
分かりやすすぎたがゆえに、「逆に気づいてほしいのか?」
「もし気づいてほしくないのなら、アップはミスなのか?」と思ったほどです。
理由2:発信元のダンサー
発信元のダンサーであるKAITAさん、KAZ the FIREさんはこの曲より前にBE:FIRSTの楽曲の振付経験があります。
まあ、結果としてこの曲でも振付を担当されていたわけですが。
2曲ともHIP-HOPの曲ですので、理由1と合わせて「お二人振付のBE:FIRSTの新曲」の可能性が高まるわけです。
一歩間違えればステマ疑惑で炎上ですよ。
かなりアグレッシブなマーケティング戦略だと思いました。
2.特定のSNSでの先行配信
リリースより先にInstagram、TikTokで先行配信されました。
これは2023年1月27日からでコンサートでの初披露の翌日のことでした。
対応が早いですねー。
バズを仕掛けたSNSに対して早く供給するというのは、確かに理にかなっています。
フル楽曲の配信ではない(?)ため、売り上げには負の影響がないと判断されたのかもしれません。
音楽素人&マーケティング素人なのでこの辺にしときますか。
では。
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