今週末、タイのバンコクで陸上競技のアジア選手権が開催されている。
気候に味方されたのか、短距離や跳躍競技で好記録が相次いでいる。
さて、今年1月の出来事。
日本陸連のHPを見たら、アジア選手権の開催地がバンコクとなっていた。
手元にある去年の秋時点の資料にはパタヤと書いてあるのに。
私は驚いた。と同時に慌てた。
(タイトルに?マークがついているのは、バタバタしたのが自分だけかもしれないからだ。)
同じタイ国内なので、コンディションが高温多湿なのは変わらないという点では、大差ないのだが。
その時私は2点疑問を持った。
この記事はその2つの疑問、
①開催地変更は本当にあったのか
②なぜ開催地変更がされたのか
について考察する。
自分の結論は「開催地変更はあり、その理由はスタジアムの建設遅れにある」だ。
注意
以下、いくつか引用をしているが、引用部の太字は筆者が加工したものである。
そもそも本当にパタヤ開催だったのか
調べてみればみるほど怪しくなってきた。
なぜならサイトによって、タイで開催とだけ書いてあったり、パタヤ開催と書いておきながらバンコクのスタジアム名が書いてあったりするからだ。
しかし、以下の根拠でいったん「パタヤ開催」でことが動いたことは正と私は考える。
その理由とは、アジア陸連がパタヤ開催でアナウンスしていることだ。
日本陸連もそれをもとにアナウンスしている。
ページのアーカイブ
私が確認できたなかで、一番早いバンコク開催の発表は
アジア陸連会長のタイ訪問の記事である。
開催地変更は本当にあったことがわかった。
ただ、これではなぜ開催地変更がされたのかがわからない。
解決の糸口となったのが、wikiの出典にあったサイトだ(アクセスは推奨しない)
以下はその抜粋である。
個人ブログっぽさがすごくて、正直怪しい。
が、Pattaya Stadiumで検索してみた。
すると、地元紙とみられるthepattayanewsがヒットした。
開催地変更の理由
この記事によると、当初開催予定だったスタジアムは2008年から建設が始まり、未だに完成していないらしい。
「ひっでえ」としか言いようがない。
未完成のスタジアムでは大会を開けない、とする判断はまあまあ妥当である。
しかし、もっと大々的にアナウンスがあってもよかったのではないだろうか。
そうすると、「なぜ開催地変更が十分にアナウンスされなかったのか」という疑問がでてきた。
しかし、これの答えを導き出すのは私には不可能であったので、
今回の記事はここまでとする。