【変人】とは変わった人なのか?TPSから学ぶ変人の定義
まわりからは「変わってる」「変人」
と言われて内心めっちゃうれしくて
ニヤニヤしてしまう、やっぱり変人の
50すぎのおじさん、みっちーです。
今回は「変人」について
考察してみたいとおもいます。
「変人」とは世間一般では
ふつうの人とはちがう、
ふつうの人とは考え方がちがう、
ふつうの人とは行動がちがう
など大多数の人とはちがう人を
「変人」というのではないでしょうか?
はい、そう思ってました(笑)
しかし、この記事を読んで
「なるほど!」と
共感してしまいました。
TPS信者は変人
この記事のなかでTPSの強み、改善をひろげていくにはどのようにすればいいのかの問いに対する答えが秀逸でした。
世間一般的にTPSを信奉して推進する人は、“変人”ですよね。だってTPSは、「どんどん異常を顕在化しなさい。その異常が分かったらすぐに直しなさい」と訴えてきますから(笑)。
TPSを自分の価値観として持った人は、世間一般的には“変人”。普通は自分がやってきた物事をいきなり変えることには抵抗があり、変えるなら、異常が出て来ない楽な方に変えたくなるものです。
※トヨタイムズ特集より引用
ふつう異常は隠したくなるものですよね。「異常を隠したがる」のが世間一般。「異常は誰が見てもわかるように顕在化する」なんて「変人」じゃないと言いませんよね(笑)
変人とは「変化を好む人」「変化に適応できる人」
TPSの価値観は世間一般とはちがいます。「異常を顕在化する」ことひとつとっても世間一般の常識からは逸脱してる価値観ですよね。
ま、当然まわりからは変人あつかいですが(笑)
しかしそれこそがTPSの強みと言えるでしょう。
改善に終わりはなく「今日がベストのやり方」だったとしても、次の日には「まだまだ改善の余地があるな」「ちがうやり方でやってみよう」と毎日アップデートしていくようなものです。
世間一般的には多少のやりづらさがあっても、またやり方を変えるのはめんどくさいのでやりたがりません。ほとんどの人が変化をきらいます。
心理学的には「現状維持バイアス」とか言いますよね、たしか、、
しかしTPSが自分の価値観になってしまった人は、変化することが嫌ではありません。むしろ「変化こそが常道」とすらおもっています。
「改善」していないとなんだかソワソワして落ちつかない人もいるくらいで「変人」というか「ド変態」レベルです。
変化することを楽しんでいるのがTPSかもしれませんね。
まとめ
トヨタ生産方式=TPSはつねに改善をして「ムダを徹底的になくして、よいものを安く、タイムリーにお客様にお届けする」ことを理念としています。変化しないということは「ムダを徹底的になくして、よいものを安く、タイムリーにお客様にお届けする」ことができないことになります。
TPSの価値観がわからない人にとってはただの「変人」かもしれませんが、「変人」がいることで改善がすすみ「ムダを徹底的になくして、よいものを安く、タイムリーにお客様にお届けする」ことができているのかもしれませんね。
まわりから「変人」と言われても傷つく必要はなく、むしろ「変化を好む人」と言ってもらえたと喜んじゃいましょう。「変化に適応できる人」と認めてもらったと喜んじゃいましょう。
ただの「変な人」じゃなくてちゃんと「改善」をしましょうね。
変人とは「変化を好む人」「変化に適応できる人」
最後までお読みいただきありがとうございました。