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プロポーズは私から

夫とは出会って15年、結婚して10年になる。長い期間を共にしてきたけれど、振り返ればあっという間の10年だった。

恋愛と結婚は違うと理解する

初めて夫に会った時に思ったことは、「なんか良いな。」だった。
見た目は冴えないし当時は仕事もうまくいっていなかった彼だけれど、彼の隣にいるとほっと出来る安心感があった。また、私のあるがままを受け止めてそっと寄り添ってくれた。彼の人柄が私にとってはとても心地よくて、彼と過ごしている時の自分が好きだった。
人生で初めてときめきの無い恋愛をした。彼と過ごす日々はいつも平穏で。結婚するなら彼しか居ないと、付き合いが長くなる中でより実感を強めていった。彼の隣に居続けたくて、でも奥手な彼を待てなくて、ついには私からプロポーズをした。素敵なプロポーズに憧れはあったけれど、後悔は全くしていない。それよりも私は幸せな生活を得られたもの。

私が夫に与えられたものはあるのか

私は夫から幸福と安心をたくさん与えてもらい、自分を好きになることが出来た。
だけれど、私は夫に何か与えられているのだろうか。結婚したという事実?自分の息子を育てられるという幸福?寡黙な夫からは伺いしれなくて、正直分からないのだけど。私と結婚して共に生活できて良かったと、少しでも思う時間があれば良いなと思う。
結婚して10年、まだ10年。これからもお互いを尊重して支えていける関係を築いていきたい。
相変わらず未熟者でご迷惑をたくさんおかけしてますが、末永くよろしくお願い致しますね。

#私のパートナー

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