ただ受け取ってあげればいい。
最近のパリは、晴れていたのに、突然、雨が降り出したり、朝から大雨だったのに、その後すぐに青空と太陽が顔を出したり、変わりやすいお天気が続いています。
今日も、ほんの一瞬の夕立ちの後、すぐに晴れて、大きな虹が見えました。
日が暮れかかるほんのすこし前の東の空にかかる虹の大きな橋。
そして、こちらが西向きのサロンから見た今日の夕日です。
さっき夫から連絡があり、パリ郊外のトラムウェイの駅ナカに最近出来た駅弁屋さんで、幕の内弁当を買って来てくれるそうです。
実は、もう牛タンの煮込み料理を準備していたのだけど、牛タンは、明日のお昼に食べればいいし、せっかくの好意に甘えることにしました。
仕事帰りにわざわざ遠回りして、お弁当を買ってきてくれる優しい夫ですが、付き合い始めの頃は、愛情を注ぐのが怖くて、半分くらいしか注げてないと言っていました。
私たちのことを知っている女友達が、これで半分なんて、全部だったらどんなにすごいんだろうというくらいに、大切に宝物のように扱ってもらっていたのですが、彼にとっては100パーセントの愛を注ぐのが怖くてできなかったらしいです。
結婚して安心したのか、今では、毎日、シャワーのように愛を注いでくれます。
前回の記事にも通じる部分があるかもしれませんが、愛情も親切も、男性は女性に受け取ってもらえるって確信が必要なのだと思います。
なので、たとえどんなに彼より上手に出来るからといって、なんでもひとりで抱え込んでしまうと、自分が彼女にしてあげることはあまりないんじゃないか、僕のしてあげることを彼女は喜んでくれるのだろうか、と不安になり、断られたりがっかりされるのが怖くて、優しい思いやりのある男性であればあるほど、十分に愛を注ぐことができなくなるようです。
よくあるのが、すごーく尽くして、デートも割り勘どころか奢ってあげることもしょっちゅうだったのに、その恋は成就しないで、その後にそのケチでダメんずだった彼が結婚した女性には、アクセサリーや花束のプレゼント、お給料も全部渡すくらいの貢ぎっぷりだったりすることがあります。
最初の彼女との違いは、学歴でもキャリアでも、もちろんどっちが美人かどうかでもなくて、後の彼女が受け取り上手だけだったのだと思います。
女性がしてあげることは、耐えることでも頑張ることでもなく、ただ溢れる愛を受け取ってあげればいいのです。
好きな人がいるのなら旦那様でも彼氏でも、今はまだ、ただの男友達でも、きちんと愛や親切を受け取ってあげましょう。
愛は溢れてなくなることはないし、男性は女性に与えれば与えるほど、強くたくましく頼り甲斐のある人になっていくのですから。
元記事:ただ受け取ってあげればいい。(ミカリュス・ブルガリスの心の薬箱)
January 09, 2016 18:52:56 テーマ:恋愛・結婚
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