完全に愛に満ちるために（再投稿）

完全に愛に満ちるために、しなくてはならないことなどありません。そうなりなりたいという気持ちだけが必要なのです。そして、それがない人はいません。その気持ちがどれほど奥に深く隠れていようとも、なくなってはいません。人間は大いなる光への道は大いなる愛を通してであることを生まれながらに知っているのです。

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私たちは幸せになるために、より美しくなろうとしたり、多くの知識を得ようとしたり、また物質的により豊かになろうとしたり、なんと忙しいことなのでしょう。

本当は、幸せになるためにしなくてはならないことなど何もないのです。

ただ、ここにあるそのままの状態が愛そのものだからです。

よりよく生きるために努力が必要ないと言っているのではありません。

苦手を克服するために頑張ったり、得意なことを伸ばしたりすることは素晴らしいことです。

ただ、その過程に幸せが伴っていないと、たとえその努力が実を結んでも、それが本当の幸せをもたらしてくれるかどうかはわからないのです。

何かを成し遂げて幸せである人は、多くの場合、それまでの過程を楽しんでいるものです。

その先に幸せがあるからやっているのではなく、今、そうすることが幸せだからやっているのです。

幸せとは求めるものでなく、気づくものです。

ゴールに着いたら幸せになれるという考えは怖れから来ています。

そして怖れからの行動は、良い結果をもたらさないことが多いのです。

怖れは人間が創りだしたものです。怖れは他の次元にはなく、人間の創造物で人間が創りだした意識ですから、それを取り除くにも人間の意識の中でなされなければなりません。

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